Ciao,マリィナです。DOLの全天走査計画MDSS(マリィナ・デジタル・スカイ・サーベイ)。本日は先日のMDSS27の続きとも言うべき、西の空をご紹介します。つる座が南に見える頃、西の空にはさそり座が沈もうとしています。水平線にちょうど横たわったS字の姿が綺麗に映っていますので、どうぞご覧下さい。
ただ、MDSS27と星座がたくさんかぶっていますので、解説は控えめになるかと思います。
◎夏の終わりに向かう空
左から
◆つる座(Grus)
雲に隠れてほとんどの星が解りません。MDSS27もご覧下さい。
◆きょしちょう座(Tucana)
画面端を占めているオオハシです。この辺りは鳥の星座が多いですね。
つる、きょしちょう、くじゃく、ほうおう、はと、はくちょう、わし、
◆けんびきょう座(Microscopium)
顕微鏡もレンズを重ねてものを拡大してみる道具ですよねー。望遠鏡と顕微鏡はだいたい同じ頃に発明されています。一説によると同じ発明者だそうです。
◆インディアン座(Indus)
にしてもインディアンって…。小さな船で大洋を渡り、未知の土地へと到達したことは偉業といえるでしょうけれど、インディアンと名付けるなんて早とちりしすぎというか。
でもナントカ族っていう呼び方も難しいカモですね。名前を付けることってなかなか難しいのです…。
◆くじゃく座(Pavo)
α星ピーコックは雲の中にすっかり隠れてしまっています。首と背中が見えている形ですね。
◆いて座(Sagittarius)人馬宮
それにしてもなんで人と馬が融合してるんでしょうね。シュメールではサソリと合体していたりします。
騎馬民族をみて人と馬が合体していると勘違いしたのかもしれない、などとWikipediaではかかれています。
スフィンクスは人(王様)とライオンですので力の象徴、守護者というのはよく分かりますけれど…。妙ですねー。
ヴェネツィアの紋章は翼のある獅子…グリフォンですね。聖マルコを表す動物ですね。案外いろんなトコロに合体生物がいますねー。
◆みなみのかんむり座(Corona Austrina)
ちょっと撮影タイミングが悪かったせいか、暗めの星に映っています。画面中央付近ですとこのように小さく見えますね。
◆ぼうえんきょう座(Telescopium)
望遠鏡の発明によって今まで見えなかったものが見えるようになり、「天は不変である」とか「地球を中心として天空は巡る」とか、いえなくなっていきました。
現在では宇宙に望遠鏡を設置したり、レンズではなく電波を捕らえる装置で星を見たりする時代になりました。
ペルーやチリの砂漠地帯に巨大な電波望遠鏡をいくつも並べるですとか、観測方法はどんどんかわっていますね。
◆さいだん座(Ara)
ちょうど船の向こう側がさいだん座です。このアングルだと船に隠れてしまうので、小さな星座であることがよく分かりますね。
◆さそり座(Scorpius)天蠍宮
西に沈もうとしているさそり座の姿はSが横倒しになった形がよく分かりますね。
これを釣り竿や釣り糸、釣り針など魚釣りにたとえたのも納得いきます。
日本ではいろいろな地方で魚釣りにたとえられていて、「鯛釣り星」「魚釣り星」などと呼ばれていました。
ハワイですとマウイ島と関係が深い神話があります。マウイ島はマウイという青年が釣り上げたとされていて、空に引っかかった釣り針がいまのさそり座になっているとのことです。
マウイが使った釣り竿はいろいろ引き上げていて、一番大きいのがニュージーランドだそうです。マウイはオーストラリアの岸辺にでも座って、釣り上げたのでしょうかねー。
ハワイと関係の深い星がもう一つあるのですけれど、星座が違いますのでそのときにまたご紹介しようと思います。
◆へび座(尾部)(Serpens Cauda)
大航海時代の暗い空ならよく見える星座なのでしょう。比較的画面で見ても明るめの星がたくさんあります。
でもこの辺りは天の川の領域ですから、普通に明るいだけでは目立たないというかわいそうな星座かも知れません。
◆へびつかい座(Ophiuchus)
西に沈むときは立ったままなのですねー。こういうアングルはうしかい座も似ています。
画面端にくるとやたら巨大に見えますが、これはズームのせいばかりとは限りません。本当に巨大な星座ですので…。
◆へび座(頭部)(Serpens Caput)
一つしか星が見えていませんね。頭まで見える星座の様子はMDSS12をご覧下さい。
◆てんびん座(Libra)天秤宮
ほとんど海に没している状態ですね。さそりとほとんどくっついているため、さそりの爪の意味の星がおおくあります。
◇Milky Way
銀河のもっとも濃い部分が見えていることはMDSS27と同じです。
◇Ecliptic
天秤宮、天蠍宮、人馬宮です。天秤宮の前が処女宮、人馬宮の後が磨羯宮です。
◆おわりに
いかがでしたか? 星座がほとんどかぶってしまってはいますけれど、南につる座やみなみのうお座がみえるころ、西の水平線はこのようにさそり座やいて座が見えるのですね。東西南北すべてを対象にしてみるのも面白かったかも知れません。
次回は何も考えておりませんので、のんびりナニカしようと思います。
でわ~☆
ただ、MDSS27と星座がたくさんかぶっていますので、解説は控えめになるかと思います。
◎夏の終わりに向かう空
左から
◆つる座(Grus)
雲に隠れてほとんどの星が解りません。MDSS27もご覧下さい。
◆きょしちょう座(Tucana)
画面端を占めているオオハシです。この辺りは鳥の星座が多いですね。
つる、きょしちょう、くじゃく、ほうおう、はと、はくちょう、わし、
◆けんびきょう座(Microscopium)
顕微鏡もレンズを重ねてものを拡大してみる道具ですよねー。望遠鏡と顕微鏡はだいたい同じ頃に発明されています。一説によると同じ発明者だそうです。
◆インディアン座(Indus)
にしてもインディアンって…。小さな船で大洋を渡り、未知の土地へと到達したことは偉業といえるでしょうけれど、インディアンと名付けるなんて早とちりしすぎというか。
でもナントカ族っていう呼び方も難しいカモですね。名前を付けることってなかなか難しいのです…。
◆くじゃく座(Pavo)
α星ピーコックは雲の中にすっかり隠れてしまっています。首と背中が見えている形ですね。
◆いて座(Sagittarius)人馬宮
それにしてもなんで人と馬が融合してるんでしょうね。シュメールではサソリと合体していたりします。
騎馬民族をみて人と馬が合体していると勘違いしたのかもしれない、などとWikipediaではかかれています。
スフィンクスは人(王様)とライオンですので力の象徴、守護者というのはよく分かりますけれど…。妙ですねー。
ヴェネツィアの紋章は翼のある獅子…グリフォンですね。聖マルコを表す動物ですね。案外いろんなトコロに合体生物がいますねー。
◆みなみのかんむり座(Corona Austrina)
ちょっと撮影タイミングが悪かったせいか、暗めの星に映っています。画面中央付近ですとこのように小さく見えますね。
◆ぼうえんきょう座(Telescopium)
望遠鏡の発明によって今まで見えなかったものが見えるようになり、「天は不変である」とか「地球を中心として天空は巡る」とか、いえなくなっていきました。
現在では宇宙に望遠鏡を設置したり、レンズではなく電波を捕らえる装置で星を見たりする時代になりました。
ペルーやチリの砂漠地帯に巨大な電波望遠鏡をいくつも並べるですとか、観測方法はどんどんかわっていますね。
◆さいだん座(Ara)
ちょうど船の向こう側がさいだん座です。このアングルだと船に隠れてしまうので、小さな星座であることがよく分かりますね。
◆さそり座(Scorpius)天蠍宮
西に沈もうとしているさそり座の姿はSが横倒しになった形がよく分かりますね。
これを釣り竿や釣り糸、釣り針など魚釣りにたとえたのも納得いきます。
日本ではいろいろな地方で魚釣りにたとえられていて、「鯛釣り星」「魚釣り星」などと呼ばれていました。
ハワイですとマウイ島と関係が深い神話があります。マウイ島はマウイという青年が釣り上げたとされていて、空に引っかかった釣り針がいまのさそり座になっているとのことです。
マウイが使った釣り竿はいろいろ引き上げていて、一番大きいのがニュージーランドだそうです。マウイはオーストラリアの岸辺にでも座って、釣り上げたのでしょうかねー。
ハワイと関係の深い星がもう一つあるのですけれど、星座が違いますのでそのときにまたご紹介しようと思います。
◆へび座(尾部)(Serpens Cauda)
大航海時代の暗い空ならよく見える星座なのでしょう。比較的画面で見ても明るめの星がたくさんあります。
でもこの辺りは天の川の領域ですから、普通に明るいだけでは目立たないというかわいそうな星座かも知れません。
◆へびつかい座(Ophiuchus)
西に沈むときは立ったままなのですねー。こういうアングルはうしかい座も似ています。
画面端にくるとやたら巨大に見えますが、これはズームのせいばかりとは限りません。本当に巨大な星座ですので…。
◆へび座(頭部)(Serpens Caput)
一つしか星が見えていませんね。頭まで見える星座の様子はMDSS12をご覧下さい。
◆てんびん座(Libra)天秤宮
ほとんど海に没している状態ですね。さそりとほとんどくっついているため、さそりの爪の意味の星がおおくあります。
◇Milky Way
銀河のもっとも濃い部分が見えていることはMDSS27と同じです。
◇Ecliptic
天秤宮、天蠍宮、人馬宮です。天秤宮の前が処女宮、人馬宮の後が磨羯宮です。
◆おわりに
いかがでしたか? 星座がほとんどかぶってしまってはいますけれど、南につる座やみなみのうお座がみえるころ、西の水平線はこのようにさそり座やいて座が見えるのですね。東西南北すべてを対象にしてみるのも面白かったかも知れません。
次回は何も考えておりませんので、のんびりナニカしようと思います。
でわ~☆