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ラプラスの魔女 東野圭吾

2018-05-20 | 読書感想文
映画を観たあとで本を読みました
映画ブログは ここ

映画と原作ではかなり違いますね

原作と映画の相違点の気づいた所を登場人物ごとにあげていく。

映画の出演者名は()

武尾 徹(高嶋政伸)

円華のボディーガード兼監視役の武尾。


原作では武尾と円華が出会うところから始まり、円華が雪の日に逃走する場面まで武尾視点で物語が進む。


その逃走する場面までで武尾は円華の不思議な能力を目の当たりにしていくわけだが、映画ではここをカット。


ちなみに映画での武尾の初登場は第2の硫化水素事故が起きた旅館で、桐宮と一緒に円華を捜索しているシーン。






羽原 円華(広瀬すず)

ラプラスの魔女である彼女。前述したように、武尾と会ってから逃亡するまでがカットされているため、その特別な能力が披露される場面は少ない。


他にも原作では青江とクレーンゲームやボーリングの残るピンの予想なども行っているが、映画ではカットされている。


映画オリジナルとしては、回想とラストシーンで甘粕 謙人と月虹(ゲッコウ)を見るシーンや、数理学研究所から青江と共に逃亡するシーンがあげられる。





青江 修介(櫻井翔)

地球科学学者・青江 修介。


映画では武尾の出番がかなり少なく、その代わりに原作での武尾の役割を青江が担っている形である。


その最たる例がラストシーンの円華との会話で「未来はどうなっていくのか?」というやり取り。原作では武尾と円華のやり取りだが、映画では青江と円華のやり取りになっている。最後に書きました。





甘粕 謙人(福士蒼汰)

ラプラスの悪魔である彼。映画で彼が能力を見せるのはサイコロの出る目の予測と、天気の予測くらいだっただろうか。



中岡 祐二(玉木宏)

麻布北署の刑事である中岡は、原作では水城ミヨシ(温泉地で最初に亡くなった水城 義郎の母親)に千佐都の調査を依頼されるが、映画では水城ミヨシすら出てこない。


また映画では、甘粕才生のブログを見つけたのは中岡刑事になっている。(原作は青江)


捜査の詳細はカットされていて、どうしても中岡刑事の活躍が目立たない。




甘粕 才生(豊川悦司)

鬼才として知られる映画監督・甘粕 才生。原作では彼の残虐性について、何故なのかをマウスの例をとり説明されているが、映画では詳しい説明はカットされている。


映画では、甘粕才生は施設に入ってる設定になっており、ここも原作とは異なる。


また、廃墟の鐘での千佐都(佐藤江梨子)の扱いにも差がある。原作では少し強引に千佐都を連れていくくらいだが、映画では杖で殴り無理矢理建物の中に連行している。そして必要以上に暴力を振るっている印象をうけた。


これは、映画では登場機会の少なかった甘粕才生の異常さや残虐さを表現したものと思われる。


あとは、原作では甘粕才生は拳銃を持参しているが、映画では廃墟の鐘に元々置いてあったものを使用している。


拳銃があったのは甘粕才生曰く「装飾品にも拘って映画では本物を使用していたから」とのことらしいが、それにしても元々弾が込められていたのは危険すぎるし、廃墟に拳銃が置きっぱなしというのも疑問が残る。





本の最後は

武尾が何でも先まで見える円華に聞く
「この世界の未来はどうなっていくんですか」

円華は首を横に振りながら

「それはね、知らない方がきっと幸せだよ」

原作と映画は大分違う。

何故こんなにも違うのに面白いのか

映画の脚本は八津 弘幸さんでした

陸王、下町ロケット、の脚本家なんですね 納得。

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