goo

マンガで楽しむ古典 万葉集

2019-07-10 | 読書感想文
「令和」新元号の出展は万葉集

ブログ 新元号「令和」(れいわ)内容紹介

基本マンガなので読みやすい

令和の出典は万葉集からであると公表されています。万葉集の「梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文」の一部にあたります。


初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす

白文:于時初春令月氣淑風和梅披鏡前之粉蘭薫珮後之香

読み:しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかおらす


では、この序文とは何でしょうか?

730年の初春、九州は大宰府(太宰府)の長官(役人)である大伴旅人の邸宅にて「梅花の宴」というものが催されました。


そこで詠まれた歌32首につけられた序文が「梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文」という訳です。

実は、「初春の~」の直前に、その説明がされていました!序文の冒頭部分にあたります。

該当箇所:天平二年正月十三日に、師の老の宅に萃まりて、宴会を申く。

白文:天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。

読み:てんぴょうにねんしょうがつじゅうさんにちに、そちのおきなのいへにあつまりて、えんかいをひらく

天平は、西暦729年から749年の元号です。奈良時代(710年~794年)の全盛期で、天平文化が花開いた頃です。

陰暦の正月なので、現在では2月4日にあたります。

奈良時代の全盛期、初春正月に催された宴で詠まれた歌(32首)の序文のことなのですね。

今回、初めて元号の出典が日本の古典となったことにも注目されています。これまでの元号は、すべて中国の古典(=漢籍。漢文で書かれた書籍のこと)から引用されてきたのです。

ちなみに梅は8世紀(奈良時代以前)頃、中国から伝わってきたと言われており、万葉集が編さんされた時期は、まだ中国から入ってきて間もない時期です。このあたり、中国とのつながりもあり、より深みを感じます。









■日本人として今こそ味わいたい『万葉集』の魅力
新元号「令和」の出典にもなった、『万葉集』。
これは、大伴旅人が開いた宴席で詠まれた、梅花の歌三十二首の序文
からの引用でした。大伴旅人は、万葉集の編纂に携わったひとりと考
えられる大伴家持のお父さんです。
この宴で彼が詠んだ歌もご紹介しましょう。「わが園に 梅の花散る
ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れ来るかも」
本書では、序文や梅花の歌についてなども詳しく紹介しています。

■1300年の時を超えて、心に響く珠玉の歌
『万葉集』は、およそ1300年前に作られた、日本に現存する最古の
歌集です。老若男女や身分の区別なく、さまざまな人の歌が収めら
れています。時代を越えて私たちの共感を呼ぶ、そんな珠玉の歌に、
ぜひふれてみませんか。

■代表的な歌を150首以上取り上げ、マンガで解説
全4,500首余りある『万葉集』の中から、「愛の歌」「四季と暮らしの
歌」「日本全国ゆかりの歌」の3つのテーマにわけ、選りすぐりの名歌
を150首以上収録。古代はもちろん、現代に置き換えたマンガを交え、
楽しく解説しています。
「悲恋物語」「悲劇の皇子」など、テーマに沿った特集も充実。登場人
物たちの、歴史書には書かれることのない「思い」を、歌とマンガで
感じてください。

■『万葉集』をもっと知るための記事が満載!
巻頭口絵では、奈良県立万葉文化館が所蔵する「万葉日本画」と、現代
に残る『万葉集』の風景をフルカラーで紹介。本文では歌に登場する
「万葉植物」にも画像をつけました。また、「ゆかりの地」など、思わず
訪れたくなる情報も豊富です。独特な漢字の使い方をする「万葉仮名」
は、クイズ形式で紹介。そのおもしろさをお楽しみください。

主要目次
万葉を描く
万葉の風景
第一章 愛に生きる人の歌
第二章 四季と暮らしの歌
第三章 日本全国ゆかりの歌
ワンポイント『万葉集』
万葉ヒストリー
万葉仮名クイズ
『万葉集』Q&A
万葉の代表歌人たち

マンガ 瀧玲子

監修  井上さやか
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。