ヴァイオリンのある静物 バッハへのオマージュ
2014年8月5日(火)~2014年9月28日(日)
「色彩の魔術師」20世紀のフランスのパリを代表するフランス近代絵画家。
ラウル・デュフィ(1877-1953)は、ピカソやマティスなどとともに20世紀前半にフランスで活躍した画家です。彼は1937年に開催されたパリ万国博覧会のための装飾壁画《電気の精》に代表されるような、明るい色彩と軽快な筆さばきで描く独自のスタイルを築きました。
本展は、デュフィが1899年に故郷のル・アーヴルから国立美術学校で学ぶためにパリに出てきたころから晩年に至るまでの作品を紹介する回顧展です。20世紀初めのパリでフォーヴィスムやキュビスムによって造形の革新を試みる動向のただなかに身を置きつつ、また様々な分野を横断しながら自らの独創的表現の探求を続けたデュフィの歩みを辿ります。
デュフィは、はじめ印象派に共感を覚えます。しかし、その表現方法に限界を感じ始めた頃に、マティスの《豪奢、静寂、逸楽》を観て刺激を受けると、固有色にとらわれない強度あるコントラストと堅固なフォルムによる画面構成を行うようになりました。
さらに1907年、サロン・ドートンヌで行われたセザンヌの回顧展に感銘を受けたデュフィは、その翌年にブラックと共に南仏のレスタックに滞在し、セザンヌ風に筆触を重ねて風景を描きました。
その後、フォルムの輪郭のうちに色彩がとどめられることのない、線と色が互いに自律した表現によって大きな飛躍を遂げます。線から自由になった色彩は、さらに「光=色彩」という独自の理論のもと、空間に満ちる光のように画面を覆い、作品全体の美しい調和を生み出しました。
こうした鮮やかな色彩による洗練されたスタイルは、今日まで多くの人々を魅了し続けるデュフィの最大の魅力です。
1937年に開催されたパリ万国博覧会のための装飾壁画《電気の精》
1949年 黄色いコンソール
まさに、線から自由になった色彩が、さらに「光=色彩」という独自の理論のもと、空間に満ちる光のように画面を覆い、作品全体の美しい調和を生み出す。
1948年 赤いヴアイオリン
1942年 アネモネとチューリップ
すごい感動ですよね。他の作品もあるから自分ごのみを探して・・・
馬に乗ったケスラー一家
石油会社の創業者ジャン・バティスト=オウグスト・ケスラーの注文による、家族の集合肖像画。デュフィの作品に特徴的な澄んだ青色の背景には、木々が装飾的に描かれ、画面を活気づけています。高さ約2m、幅約2.7mの大作 会場でも目立ちます
この絵がケスラー家の階段の踊り場に飾られていたようです。
なんちゅう家や・・・
1907年から1911年までの4年間、デュフィは木版画の制作に力を注ぎました。
今回もたくさん出展されています。モノクロームの世界です。
後期の展示予定ですが、絵葉書は売ってました
ミミズク
ふくろうファンなので思わず買ってしまいました。
小生の ふくろうコレクションのホームページはここ
あべのハルカスのおしゃれなエスカレーター
左があべのハルカスダイニングの14階からのエスカレーター
右が途中の踊り場から美術館のある16階へ
途中すれ違った女性が「ワァー すっごい オシャレ・・・」と感動してました
日本一おしゃれなエスカレーターですーー多分(笑)
2014年8月5日(火)~2014年9月28日(日)
「色彩の魔術師」20世紀のフランスのパリを代表するフランス近代絵画家。
ラウル・デュフィ(1877-1953)は、ピカソやマティスなどとともに20世紀前半にフランスで活躍した画家です。彼は1937年に開催されたパリ万国博覧会のための装飾壁画《電気の精》に代表されるような、明るい色彩と軽快な筆さばきで描く独自のスタイルを築きました。
本展は、デュフィが1899年に故郷のル・アーヴルから国立美術学校で学ぶためにパリに出てきたころから晩年に至るまでの作品を紹介する回顧展です。20世紀初めのパリでフォーヴィスムやキュビスムによって造形の革新を試みる動向のただなかに身を置きつつ、また様々な分野を横断しながら自らの独創的表現の探求を続けたデュフィの歩みを辿ります。
デュフィは、はじめ印象派に共感を覚えます。しかし、その表現方法に限界を感じ始めた頃に、マティスの《豪奢、静寂、逸楽》を観て刺激を受けると、固有色にとらわれない強度あるコントラストと堅固なフォルムによる画面構成を行うようになりました。
さらに1907年、サロン・ドートンヌで行われたセザンヌの回顧展に感銘を受けたデュフィは、その翌年にブラックと共に南仏のレスタックに滞在し、セザンヌ風に筆触を重ねて風景を描きました。
その後、フォルムの輪郭のうちに色彩がとどめられることのない、線と色が互いに自律した表現によって大きな飛躍を遂げます。線から自由になった色彩は、さらに「光=色彩」という独自の理論のもと、空間に満ちる光のように画面を覆い、作品全体の美しい調和を生み出しました。
こうした鮮やかな色彩による洗練されたスタイルは、今日まで多くの人々を魅了し続けるデュフィの最大の魅力です。
1937年に開催されたパリ万国博覧会のための装飾壁画《電気の精》
1949年 黄色いコンソール
まさに、線から自由になった色彩が、さらに「光=色彩」という独自の理論のもと、空間に満ちる光のように画面を覆い、作品全体の美しい調和を生み出す。
1948年 赤いヴアイオリン
1942年 アネモネとチューリップ
すごい感動ですよね。他の作品もあるから自分ごのみを探して・・・
馬に乗ったケスラー一家
石油会社の創業者ジャン・バティスト=オウグスト・ケスラーの注文による、家族の集合肖像画。デュフィの作品に特徴的な澄んだ青色の背景には、木々が装飾的に描かれ、画面を活気づけています。高さ約2m、幅約2.7mの大作 会場でも目立ちます
この絵がケスラー家の階段の踊り場に飾られていたようです。
なんちゅう家や・・・
1907年から1911年までの4年間、デュフィは木版画の制作に力を注ぎました。
今回もたくさん出展されています。モノクロームの世界です。
後期の展示予定ですが、絵葉書は売ってました
ミミズク
ふくろうファンなので思わず買ってしまいました。
小生の ふくろうコレクションのホームページはここ
あべのハルカスのおしゃれなエスカレーター
左があべのハルカスダイニングの14階からのエスカレーター
右が途中の踊り場から美術館のある16階へ
途中すれ違った女性が「ワァー すっごい オシャレ・・・」と感動してました
日本一おしゃれなエスカレーターですーー多分(笑)
デュフィ展、明るい色彩、元気になれます。
エスカレーター、お洒落に撮れてますね♪
「おしゃれ~」と言えるほど私は余裕がなかったです。((苦笑)
エスカレーターも、つぐみさんのブログで拝見し、探しました。ありがとうございます