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銀行員はどう生きるか (講談社現代新書)  浪川 攻

2018-06-09 | 読書感想文
銀行員はどう生きるか?

ドキッとするようなテーマですよね。

マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツが「銀行機能は必要だが、今のかたちの銀行は消えてなくなる」
と唱えたのは、1994年のことだった。

それから20年以上経過した現在、予言は現実化しつつあるともいえる。
進化論的に生き残ったものは、新たな環境に適合するためにその姿をガラリと変えてきた。
まさにいま、銀行はそのような時代に足を踏み入れつつあるのだ。

銀行は未だに学生の就職志望ランキングの上位にある。「安定している」ことを理由に、志望する(入行した)人も多いだろう。

しかし、銀行員に安定した人生を期待できる時代は終わった。



内容紹介

■ 銀行の支店はシャッターを開けるたびに赤字!?
■ 三井住友がライバルに先んじるためにとった隠密行動とは!?
■ 証券ビジネスのほうが有望!?
■ 改革の面で大きく出遅れているメガバンクはどこ!?
■ 地方銀行の過半数が赤字!?
■ 銀行員の一生と再就職先とは!?
■ アメリカの銀行では支店長の年収は600万~700万円!?
■ 日本でも支店長の年収は激減し、“一国一城の主”からフロアマネジャーへ!?
■ 若手世代はもう銀行から逃げ出そうとしている!?
■ 銀行はどうやって人員を削減するのか!?
■ 今後、銀行の人事制度は変わり、配置転換が続出!?


金融業界の現状、課題、米銀が辿った経緯が分かり易く説明されています。

内容は金融の世界ですが、デジタルと仕事の関係のとらえ方、業務をサービスとして位置づけることの意味、向かうべき方向性など、他分野で働く人にも参考にできるような情報があります。

フィンテックの進化や劇的に変化する米銀の店舗を目の当たりにしながらも、変化しようとしない邦銀の姿勢に金融庁が激怒する様子などリアルな描写が面白い。


気になる言葉は、「フィンテック」ですね、フィンテックは金融テクノロジーそのものを指す場合もあれば、その分野の企業のことを指す場合もある。

フィンテックは英語でもきちんと伝わる単語です。日本で作られた和製英語ではない。

フィンテックの歴史:

ちなみにフィンテックという言葉はアメリカでもう5~6年くらい前からさかんに使われている単語な模様。日本では2014年に日経新聞にフィンテックという言葉がはじめて出来てきた程度なので、まだ歴史としては2年程度…といった感じです。


フィンテックとして一番有名なのがモバイル決済です。iPhoneやAndroid携帯などに小さな器具を取り付けるだけでクレジットカード決済が出来る、Squareや楽天スマートペイなどが有名です。

従来はクレジットカード決済端末という大きな機械を購入し、それを電話回線などにつなぐことでクレジットカード決済は行われていましたが、フィンテックを活用したモバイル決済では携帯電波で決済が出来るので、最小限の器具のみでクレジットカード決済が出来るようになりました

これから勉強しないとね。


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