MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

狭山丘陵の昆虫達 その2

2018年05月23日 | 昆虫

前回の続きです。

このフィールドは、私が毎年何度か出かける赤城山周りの公園より人間の手が入っていない場所かもしれません。

そのため、あまり見たことのなかった昆虫達に出会えるチャンスも多いように感じました。

同行していただいたTさんの話では、今年は白い蛾の発生が多いとか…。

確かに雑木林の上の方には、かなりの数の一見“蝶”の様な蛾の群れがあちこちに見えます。

下の方にいた個体を撮ってみました。

蛾にしてはかなり美しい『シロヒトリ』でした。(アメリカシロヒトリとは違います) ISO800  1//160  f/6.3

羽化直後に交尾をしているペアも…。 ISO800  1/125  f/6.3

拡大してみました。(1600×1200pixでトリミング) ISO800  1/125  f/6.3

なかなか格好良いと思うのですが…。

 

もしかして『アカスジキンカメムシ』が?と期待して探しましたが、見つかったカメムシはこれ…。

『ハサミツノカメムシ』の雌です。 ISO800  1/250  f/6.3 

雄なら名前の通りお尻にハサミを持っているのですが、残念ながら雌でした。 

 

『イチモンジカメノコハムシ』という面白い形の昆虫です。 ISO1250  1/50  f/7.1

これと良く似たものに、『ジンガサハムシ』というのもいます。(最初はこちらだと思っていました。)

 

次はちょっとモンスター的なやつを。

『ヤマトシリアゲ』です。 ISO640  1/160  f/7.1

つきだした口、サソリのような尾部、スターウォーズに出てくる異星人のモデルになりそうな感じですね。

 

このエリアには蝶の食草も多く、この日はルリタテハの幼虫がたくさん見られました。

おそらく3齢位では? ISO1250  1/50  f/7.1

トゲが痛そうに見えますが、このトゲ、柔らかいんです。

ツマグロヒョウモンと同じように触っても問題ありません。

こちらが『ルリタテハの終齢幼虫』です。 ISO800  1/80  f/6.3

かなり毒々しいイメージですが、危険はありません。

最後はキアゲハの終齢幼虫です。

『キアゲハの終齢幼虫』 自宅に食草の準備があれば、羽化撮影用に“お持ち帰り”したかったな~。 ISO800  1/200  f/6.3

成虫は『ナミアゲハ』と非常に良く似ているのですが、終齢幼虫に関しては全く雰囲気が違いますよね。

キアゲハの生態写真は次の課題にしたいと思います。

 

今年は、まず○○○○ゴマダラの羽化撮影が第一優先です。

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