TVを見ていて

日頃、ほとんどTVを見なくなった私ですが、正月はそれでも多少は目にすることがあります。テレビ番組は世相を反映するものだと思います。

討論番組では、自分が何を成し遂げたかではなく、政権を批判して見せたり、グローバル化の流れを憂えてみたり、他人事の議論が延々と続いているように感じました。

お笑い番組では、気高さや恥じらいを失うことが、今の笑いを生みだしているのだと感じました。権力への批判や、社会への風刺が笑いになるのは健全だと思います。しかし、人間性を否定することでの笑いは、子どもたちにも少なからず悪しき影響を与えていくのだろうと感じました。

一方で、子育て支援の議論を聞いていても感じたのですが、自分が両親や祖父母、あるいはまた、養育施設などに、育てていただいたことへの深い感謝の念がほとんど感じられないのです。両親や祖父母のご苦労に対して、よくぞ育ててくださったという心根が、すっぽりと抜け落ちているように思えてならないのです。

権利の問題として、サービスの問題として、税金の使い道や、費用対効果の問題として、得々と語る話は耳に出来ても、自分がどれだけしていただいて今があるのかが、言外にでも深く感じられるようなメッセージがどこにもないように思えるのです。

政策論も勿論大切なことだと思いますし、評論によって、気づかなかったことに気づかせていただくことも大切なことだと思います。しかし、そこで語られる言葉に、実体験をくぐり抜けて得られた、ぬくもりのようなものがなければ、また、人間としての品位がなければ、言葉は響いてこないと私は感じています。

一国の政治のレベルは、その国民のレベルを反映しているとは、実に的を射た言葉だと思います。高見の見物をしたり、上から目線の批判をするつもりはありません。そうした社会に対して、教育が力を持ち得るように、真っ直ぐに闘いを挑んでいくだけだと思いました。

怖いのは、それ（前述したような事ども）が当たり前だと思うような社会が、できあがってしまっているということです。この絶望的な闘いを、ささやかながら、教育実践を通して、笑顔でやり続けたいと、改めて心から思いました。

計画

若い頃、計画を立てるのが好きではありませんでした。

予定調和が面白くないといつも思っていたからです。
偶然と成り行きで変わっていく人生に
楽しさと喜びとを感じていました。

しかし、
今は計画を丁寧に何度も何度も立てていきます。
考え抜いています。
また、そのことに喜びとやり甲斐を感じています。

なぜなら以前と違ってやることが膨大に増えているし、
一人では出来ないことも多くなっているからです。

自分一人で出来ることも多くなっているとは思います。
確かに自分の力はついてきているとは思います。

しかし、それでは駄目なのです。
もっと多くの人たちと力を合わせなければ、到底成し遂げられないことに、今は向き合っているからです。

それは歳を重ねなければわからないことでした。そんなことが沢山あると思います。

あけましておめでとうございます

令和2年1月1日(水)、福岡は良いお天気でした。

新しいオフィスは高台の五階(最上階)の角部屋で、青空の下、遠くの山も眺められました。

いただいた年賀状を読ませていただき、新しい１年のスタートに決意を新たにしていました。

今年は子年。干支が新しく一回りしていきます。

バッカーズ寺子屋塾長としては最後の子年になるように、後継者の育成も考えなくてはなりません。

考えてみれば本当に不思議な巡り合わせが多かった去年の暮れでした。

福岡のオフィスも、東京のマンションも取り壊されることが決まり、新天地への移行を余儀なくされました。

通常の１２月ですととてもそんな余裕はないのですが、なぜか、スケジュールに余裕があり、１２月の引越を決断することが出来ました。（但し、東京は今月です。）

今月からは、新しい研修先も増え、スケジュールにも余裕がありませんから、本当に天の配剤だなぁと感じています。

これから更に、Vision＆Education,Ltd.は、「志の教育」の実現に向けて邁進していきます。

皆様にとりましても素晴らしい１年になりますよう、また、素晴らしい１２年間になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

明けましておめでとうございます

令和二年がスタートします。
おかげさまで、1月からは、
新しい仕事も目白押しです。

今年は今まで以上に良い年にします。

一つ一つ、着実に誠実に取り組みます。
地道な一歩を疎かにせず、

遠くを見ながら、近くの、
今日の一歩を大切にしていこうと思います。

結果は後からついてくると信じます。
愚直に、誠実に、一歩一歩前に進んでいきます。

１年の計は元旦にあり。
だから今日からフル稼働です。

皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様と共に過ごす時間を
大切にさせていただきたいと思っています。

それが人生そのものだと思うからです。