足立美術館、・・・と言っても、
東京の足立区にあるわけではありません。
島根県の安来にある美術館です。
足立全康氏が建てたから、足立美術館なのです。
私はバッカーズ寺子屋のプログラムの一つとして、
毎年、冬に塾生たちを連れて行きます。
バッカーズ寺子屋では、
駆け足の観光ツアーのような立ち寄り方は絶対にしません。
9:00の開館から14:00まで、
じっくりと日本庭園と日本画の世界に触れてもらいます。
事前にレクチャーを多少はしますが、
あとはその世界にどっぷり浸かってもらうだけです。
この素晴らしい世界を前にしては、
中途半端な解説など空々しいだけだと思いますし、
効率良く限られた時間の中で見学しようなどと言う根性も、
ここでは全く意味を持たないように思います。
本物の持つ素晴らしさと、豊かな時の流れに、
ただ身を任せてくれれば、それだけでいいと思うのです。
それにしても、
そうした形での芸術や文化とのかかわり方が、
なんとも希薄になっているように思えてなりません。
今日、卒塾生の一人から、年賀状が届きました。
それにはこう書いてありました。
「家族と足立美術館に行ってきました。
やはり美しいものは何回見ても美しいです。」
私たちが播いているささやかな種を、
子どもたちはしっかりと受け止めてくれているようです。
新しい芽が次々と芽吹いていくことを心から祈っています。
東京の足立区にあるわけではありません。
島根県の安来にある美術館です。
足立全康氏が建てたから、足立美術館なのです。
私はバッカーズ寺子屋のプログラムの一つとして、
毎年、冬に塾生たちを連れて行きます。
バッカーズ寺子屋では、
駆け足の観光ツアーのような立ち寄り方は絶対にしません。
9:00の開館から14:00まで、
じっくりと日本庭園と日本画の世界に触れてもらいます。
事前にレクチャーを多少はしますが、
あとはその世界にどっぷり浸かってもらうだけです。
この素晴らしい世界を前にしては、
中途半端な解説など空々しいだけだと思いますし、
効率良く限られた時間の中で見学しようなどと言う根性も、
ここでは全く意味を持たないように思います。
本物の持つ素晴らしさと、豊かな時の流れに、
ただ身を任せてくれれば、それだけでいいと思うのです。
それにしても、
そうした形での芸術や文化とのかかわり方が、
なんとも希薄になっているように思えてなりません。
今日、卒塾生の一人から、年賀状が届きました。
それにはこう書いてありました。
「家族と足立美術館に行ってきました。
やはり美しいものは何回見ても美しいです。」
私たちが播いているささやかな種を、
子どもたちはしっかりと受け止めてくれているようです。
新しい芽が次々と芽吹いていくことを心から祈っています。