Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

倉敷探訪①

2012年03月02日 | Weblog
バッカーズ寺子屋卒塾生合宿の下見に
倉敷に行っていました。

新たな発見、新たな学びが沢山あり、
素晴らしい時間となりました。

これを卒塾生たちにしっかりと伝えていこうと思います。

いくつもの心に残るできごとがありましたが、
やはり、大原家のフィロソフィの素晴らしさが印象に残りました。

例えば、

故大原總一郎氏が、
「倉紡従業員の教育に資する言葉を」
と棟方志功に求めたことがありました。

棟方志功が選んで書いた言葉は、

玉不琢不成器(玉琢かざれば器をなさず)
人不学不知道(人学ばざれば道を知らず)

というものでした。

中国の礼記・学記の言葉を選ぶところに、
教養の深さ、人間としての深さを追求していたことが感じられます。

棟方志功という版画家の精神も凄いと思いますが、

棟方志功に、社員の教育に資する言葉を求めた
大原總一郎という実業家の精神もまた凄いのだと思いました。


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