Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育論の虚しさ

2018年05月17日 | Weblog
教育論は、万人に有効なものではありません。

なぜなら、
人は、一人一人異なる存在だからです。

その人の生い立ち、
生まれ持った資質、
今日までに注がれた愛情、
衣食住の環境、
周囲の人たちの考え方。

そうした背景の違いが、
「話を聴く」というたった1つの事に対しても、
大きな考え方の違いを生み出します。

どれだけ心を込めて伝えても、
聞く耳がなければ、

その言葉が入っていくこともないし、
思いが伝わることもないし、
その後の変化もありません。

物事を皮相的に見る習慣が身についている人には、
こちらの真意を正しく受け取ってもらうことは困難です。

また、
力こそが正義と考えているような人には、
力で圧倒して言った方が伝わることもあるでしょう。

全ての病人に有効な処方箋がないように、
万人に有効な教育論もないのだと思います。

しかし、それでも自分の経験と立場から、
大切なことを叫び続けるしかないのだろうと思います。










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