地政学を学ばなければ、歴史的事柄がなぜ起きたのかがわかりません。
人の生き様としての歴史を学ばなければ、先人たちの苦労がわかりません。
先人たちの苦労がわからなければ、人を敬う心や感謝心は育ちません。
また、自分を誇りに思う気持ちも育ちません。
私たちは命のバトンを受け取った存在です。
そして、そのバトンは太古から渡され続けたものです。
そのことを理解しなければ、世代間は分断されるしかなくなります。
若者たちの年寄りに対する非難も私はあってよいと思います。
なぜなら明治維新を成し遂げた先人たちは、若者たちだったからです。
ただし、彼等は本当に命を賭けていましたし、人間としての在り方を
四書五経を通じて深く学んでいました。
大切なことは、何を言ったかではなく、何をやったかだと思います。
そして、やっていることがどのような未来に結びついているかだと思います。