Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

バッカーズ寺子屋 開塾20年

2025年02月18日 | Weblog

バッカーズ寺子屋は開塾20年を迎えます。

四月の第一日曜日に開催するホームカミングデイは、今年は「開塾20年記念」の冠をつけて盛大に開催します。卒塾生の皆様、卒塾生保護者の皆様におかれましても、ぜひ、この機会にご参加いただければと心から願っています。

この後の開塾30年記念まで、私が元気かどうか定かではありません。(今のところ、ぴんぴんしています。) しかし、私は今回を最後の周年行事のつもりで取り組みますので、一人でも多くの方にご参加いただけたらと思います。ご参加いただくことはもとより、『絆』への執筆による近況報告もよろしくお願いいたします。楽しみにお待ちしています。

20年が過ぎ、結婚して子どもが生まれ、父親・母親となった卒塾生たちもいます。やがて孫育ての時も来るでしょう。教育は生涯のテーマと言っても過言ではありません。だから私は一年間の学びであっても、皆さんとの絆をつなぎ続けていこうと思いました。そして、ホームカミングデイに配布する近況報告の冊子を「絆」と名付けました。

人によってはバッカーズ寺子屋に来たくなかった時期もあるでしょう。華々しく活躍する卒塾生たちに引け目を感じて来たくなかったこともあるでしょう。塾友との家庭環境の違いを感じて足が遠のいた人もいるでしょう。うがった見方をして、受け入れられなくなった時もあったかもしれません。

しかし、私は皆さんお一人お一人に心から来て欲しいと思っています。そんなことはどうでも良いことなのです。みんながそれぞれに成長していけばよいのです。いや、成長できずにもがいている時こそ、ホームカミングデイには来て欲しいと思います。必ず何かのヒントやきっかけがあると思います。

卒塾生保護者の皆様にもメッセージを投げ続けているのは、目的が「日本の教育をより良いものにする」ためであり、そして、サードプレイスのように心地良く、学び多き場所でありたいと願い続けているからです。前述のように、いずれは、子育てから、孫育てになる時が来ます。だから、教育について考える機会を手にし続けることは、余計なことかもしれませんが、大切なことだと思います。

それから、卒塾生全員にバースデーカードを送り続けている意味は、私の実践する教育や考え方は大したことがなくても、バッカーズ・ファンデーションの方が伝えたかった「バッカーズ少年教育10原則」はいつまでも心にとどめて欲しいと願っているからです。もう九州と合わせれば700人を超えるところまで来ました。1,000人までは頑張ってみようかと思います。プリンシプルを学ぶこと。それがバッカーズ寺子屋設立の趣旨だったからです。

まったく余計なおせっかいばかりでウザいと思われるかもてれませんが、教育とはそうしたものなのではないかと思います。少なくとも、人が人と関わり、人間的成長を後押しする教育というものは、そうしたものだろうと思います。ただ、そこに見返りは求めません。みんながそれぞれの場所で幸せに充実した人生を生きてくれていたら良いと思いますし、バッカーズ寺子屋の教育が、そこに少しでもお役に立てていたら嬉しく思います。その先に日本の未来があると思って走り続けてきました。これから誰かにバトンを渡すまで、さらにギアを上げて走り続けます。

ホームカミングデイでお目にかかれますことを楽しみにしています。                     木村貴志

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