新型コロナウイルスに感染した、スカイマークの佐山会長が次のようなコメントを語っています。
「コロナ感染で生命の危機を感じた身としては、高熱のある人の在宅とホテル療養は、極めて危険と感じます。しかし医療崩壊は叫ばれるが、自粛のお願いばかりで『ではどうすべきか』の議論や報道がほとんどない」
これは、コロナに限った話ではないと思います。
「では、どうすべきか」を考え、行動する人がいないのです。
目の前に追われて思考することを諦めた人たちと、他人事のように非難してみせる評論家だけが、どの分野でも量産されています。
何故そうなったかや、出来ない理由は、いくらでも語ってくれるのですが、「では、どうすべきか」が出てこない。
そして、チャレンジしてみた人が失敗すれば、袋だたきに非難するから、後が続けなくなる。この繰り返しです。
日本人は卑怯でダサい人間たちなのです。そのことを直視するところからしか何も始まらない気がします。
私もその一人かもしれません。でも、精一杯、抗ってみようと思います。