古事記について学び直しているところですが、今日は『まんが古事記』(講談社)を読みました。
これはなかなか秀逸な作品です。是非、読んでいただくと良いかと思います。しかし、マンガとは言え、基礎知識が無いと難しいとは思います。どこから入るか、なかなか難しいのが『古事記』の世界です。でも、色々なものに触れている内に、だんだん繋がってきますから、どこからでも良いといえば、良いのかもかもしれません。
チェンバレンはどのように『古事記』を英訳したのか実に気になります。その『古事記』をラフカディオ・ハーンが読んで、日本に興味を持ち、日本に来て、最終的には帰化して、日本人として一生を終えることとなります。
今上陛下は神武天皇から126代目にあたります。 皇紀2681年です。その前にも神話の時代があったわけですから、本当に長い年月続いているのが日本という国です。
こうした話をする人は右寄りと言われる人に多いのですが、私は祖先の生き方に思いをはせ、暖かく冷静に日本の歴史を見つめたいと思います。
独善的で押しつけがましくなってしまうことも私はいやですし、冷ややかに否定的に祖先のことを見ようとするのも私はいやです。どちらも私の美意識に反することです。