やらされる人生を生きる下地を子どもの頃に作らぬようにしたいものです。
そのためには自分で考える習慣を持つことが大切です。そして、それを大人たちが見守っていくこと。
自分で自分の目的や、そのための時間の過ごし方を考えていないから、勉強をやらされ、宿題をやらされ、仕事をやらされ、ということになります。
やらされていると思う思考が習慣になってしまっているから、常に不平不満や愚痴、批判というものが沢山出て来ます。
そこから逃れる術はただ一つ。
自分で考えること。
たったそれだけのことです。
ただ、それが難しいのです。
自分で考え、自分で意志決定し、そして、自分で行動しなければならないから、実に難しいことです。
だから、多くの教育現場では、それを教えることはできるだけ避けようとするし。できるだけ安易な道に逃げ込もうとするのだと思います。
いや、そのことに気づいてもいないのだろうと思います。
しかし、私は、逃げずに、そのことをこそ教えたいと思います。