熊本でのエクスプレッションアカデミー第4講座が終了しました。
色々な方のお力添えで、やり抜くことが出来ました。
本当に感謝致します。
受講してくださった、バッカーズ九州の卒塾生たちにも感謝を致します。
若者たちにとっても必要な教育だと改めて感じさせられました。
何の基盤もない熊本の地で、手探りのスタートでした。
でも、福岡のアカデミーも10年前は同じでした。
少しずつ、少しずつ、共に学んでくださる方の輪が広がってきました。
時間はかかりましたが、不羈独立の精神でやり抜いてきたが故に、
色々な影響を受けることは全くありませんでした。
教育には、それが大切なのだと思います。
足して二で割るようなことは絶対にしてはならないと思います。
ただ、そうして歩んでいくには時間がかかりますし、信念が問われます。
それでも本道を歩くことが大切なのだと私は思っています。
近道はしょせん近道。近道に心はこもっていません。
花火のように華々しく出て来た○○メソッドが、何と短命で消えていくことか。
私の目指す教育はそうではないのです。
バッカーズ九州の卒塾生保護者で、アカデミー福岡の受講生が書いてくださったレポートの中の言葉が、心に響き、嬉しく思いました。
「バッカーズ寺子屋の一番すごいところは、実は、プログラムの内容が全く変わっていないことではないかと思っています。変化の遅い時代であればいざしらず、これだけ世の中の変化が早い時代にあって、この変化のスピードや方向性もまったく予見できなかった寺子屋創設期に、変化に耐えうるプログラムが構築されています。それだけ、人間教育に必要な原理原則だけが盛り込んであるということなのでしょう。」
この言葉だけで私は満足です。理解してくださる方が一人でもいてくださったら、それが何よりも嬉しいことです。感謝。