Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

言葉

2016年05月24日 | Weblog
言葉の理解の深さは、
実体験と言語体験から磨かれていくと思います。

だから数多くの体験をしなければなりません。

自然体験も近代的な都市空間も。
山も川も海も野原も。
日本も海外も。

書にも絵画にも、
詩にも和歌にも、
小説にも評論にも。

美しいものにも醜いものにも。
善にも悪にも。

そうしたものを経て紡ぎ出されてこない言葉は、
薄っぺらなものであり、
観念の遊びに過ぎないように思います。

しかし、それぞれが、
それぞれの人生を生きていますから、

結局、本当の理解などというものは
幻想に過ぎないのでしょう。

だから、私は人を信じようと思います。

しかし、だからといって、
人が自分を信じるとも限らないし、
人が裏切らないとも限らないのです。

それもまたよし。

そう言える
心の強さとしなやかさを持とうと思います。

コメント
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