バッカーズ寺子屋で合宿をする意味は、
一人一人の「人としての心の在り方」を見ることが、
全ての「学び合い」の始まりだと思うからです。
「教育」という言葉では、
どうも私たちの学舎はくくりにくい。
「学び合い」という言葉が適切なように思います。
大切な事は、
「子どもをどう見るか」
ということだと思います。
良いところもあれば、悪いところもある。
悪いところにばかり目を向け、
それを批難することをもって
「教育」と称されることが多いように感じます。
しかし、全ての子どもを
かけがえのない一個の魂として、
また、
一人の素晴らしい可能性を持つ国民として
愛情をもって見ていくことが大切なのだと思います。
そうした表現は、
森信三先生の言葉の中にもあるのですが、
そのことを、ようやく私も実感をもって
自分の言葉で表現できるようになってきたのかもしれません。
「子どもを素晴らしい存在として見る」
それは、子どもの問題では無く、
自分の心の持ち方の問題だったのです。
お預かりしたお子様に、
全身全霊で向き合っていけるよう、
私は必ずこれからも精進し続けます。