Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

言葉の劣化

2013年01月03日 | Weblog
「自民党の一人勝ちを許してはいけない」

こう語る政治家の声が新聞に載っていた。

いつもよくわからないのは、

「なぜ?」ということが抜きにされることだ。

「なぜ、一人勝ちとも言うべき状況になったのか」
「なぜ、一人勝ちをしてはいけないのか」

「なぜ?」を捨てた言論は、言論の死へと向かうしかない。

政治との関わりを好まない私が、
なぜ、今回反応したかというと、
言論の死は、教育の死へとつながりかねないと思うからだ。

答えの簡単に見つからない問題に、
何故を問い続けることは苦しい。

だが、人間存在は、考えることに価値がある。
そして、勿論、行動することにも。

行動しながら、考え、
考えながら、行動する。

それが大切なのだと思う。






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