Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

木の文化

2012年07月19日 | Weblog
会社でお櫃を買いました。

お昼ご飯のときに、
炊飯器で炊いたものをすぐに移し替えていただくと…。

これが実に美味しい!!

お店で食べて、
美味しいのはわかっていましたが、
日常使いでこれほど楽しめるとは感動でした。

檜よりも香りが弱く、
殺菌力のある椹(さわら)を使うことを
一体、いつの時代から日本人は知っていたのでしょうか?

お櫃は、ご飯が温かいうちは、
余分な水分を吸収してくれて美味しいし、

冷めてくると、ご飯が硬くならないように
水分を補ってくれるから、これまた美味しい!

冷たくても炊飯ジャーで保温したものより、
ご飯の歯ごたえといい、甘さといい、香りといい、
すべてが最高ですね!!

今から新米の季節が待ち遠しいです。

稲作の文化、木の文化など、
多くの古き良きものは実に奥が深く、
私は日本が大好きだとしみじみ思います。

やはり、私は、
イデオロギーとともに日本文化を語るよりも、
お櫃にご飯を移す手間を惜しまず、
自分で作ったぬか漬けをいただくことを
大切にすることの方が好きですし、
それが日本文化を継承していくことになるのだと思います。

文化についての論評も良いけれど、
やはり継承してこその文化なのではないかと思います。

教育も、文化も、
やはり、実践してこそ、

そう思います。







コメント
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