Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

国民性

2012年06月12日 | Weblog
日本は自然豊かな四季に恵まれた国です。
天候によってその年の収穫が左右されたり、
地震や台風などの自然災害の脅威にさらされることも
歴史上沢山ありました。

おそらくは、そのために、
八百万の神に祈る形や、
吉凶を占う形をとって、
政治をはじめとする様々な場面での、
意志決定が行われてきたのかもしれません。

不幸が起きれば誰かが責任をとってやめ、
禊ぎが済めば、また、何事もなかったかのように、
生活が続けられていくという文化です。

この自然環境の中で、
日本人は自然への鋭い感性と、
繊細さ、細やかさを身につけ、
それを強みとして技術も文化も発展させてきました。

しかし、その一方で、
グローバルな社会の中では、
不明瞭であったり、
何を考えているかわからなかったり、
ロジカルでなかったり、
という日本の弱みが指摘されるようになりました。

大きな流れで見ていけば、
日本の強みと弱みを自覚し、
更なる成長を期して努力を重ねていけばよいと思います。

しかし、戦後の知識人たちのミスリードの清算は
しておかなければならないと思います。

1.意志決定について
2.言論について
3.人権について
4.科学技術について

いずれも大きなテーマですから、
ここで詳しく書く余裕はありませんが、
今、日本の社会で起きている問題の深層は、
これらの在り方の問題と深くかかわっているように
私は感じています。

そして、その解決には、
教育の力に俟つところが多いのだと思います。

私はできることをしっかりとやっていきます。


コメント
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