Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

水栽培

2009年12月11日 | Weblog
これまで、一教師として、
また、バッカーズ寺子屋・バッカーズ九州寺子屋の塾長として、
多くの塾生、生徒、その他大勢の皆様と共に学ばせていただきました。

これまでに一人の教育者として、
多少なりとも学んできたことを、
次の世代の人たちに伝えようと思っています。

そのためにエクスプレッション・アカデミーを
来年から福岡・東京の二カ所でスタートさせます。
私の思いを本気で伝えていきます。


・・・と真剣に将来のことを私が考えつつ、
スタッフ3人と昼食を食べていると・・・。


スタッフA「今日の味噌汁のネギって本物ですよね!」

私「その通り。食は大切なので、皆さんの健康のために、せめてネギだけでもインスタントでないものをと思ってね。」

スタッフB「そういえば、ネギって水栽培できるんですよね。」

スタッフC「そうそう、水に浸けとくだけでどんどん増えていく。」

スタッフA「あ!じゃあ、社長も水に浸けといたら増えるんじゃないですか。後継者養成とか何とかで悩んでるみたいだから。」

スタッフ全員「社長の水栽培か。それいいね!!やろう、やろう!!それで増やそう!!きゃははははは。」


私「・・・」







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哲学の死んだ時代に

2009年12月11日 | Weblog
宗教が昔日の影響力を失い、
社会全体が効率を追い求めている昨今、
私の若い頃の生き方は苦しいものでした。

一つ目の大学では、人文学部で日本思想史を専攻しました。
二つ目の大学では、日本文学を学びました。
あれこれと思索にふける日々でした。

文学何ぞ学ぼうとするような輩は、
将来はきっとあまり社会の役に立たないだろうと
思われていた時代でもありました。(笑)

いや、確かに未だ社会のお役には立っていないかもしれません(笑)。

しかし、次の、安岡先生の言葉には救われました。

「・・・思想とか信念とか、信仰とかいうようなものは、他から与えられたものではだめであります。これは個人の魂、個人の人格を通じて発してくるものでなければならないのであります。どんな立派な理想・思想・信念でありましても、他人のものではだめであります。それが自分の中を通じてこなければ、決して生きた力になりません。」(安岡正篤『日本の父母に』)

教育は言葉と行動です。
そして、その言葉と行動は、
一人一人の、借り物ではない理想・思想・信念からしか生まれてこない。

悩み続けたことは無駄ではなかったのだ。
多少なりとも、自分の信念に従って生きていこうとしたことは、
決して間違いではなかったのだと最近ようやく思えるようになりました。

まだまだ未熟なものですから、
これからも考え抜き、行動し、悩み抜き、
自分の哲学を育てていきたいと思います。
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