Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

出会い

2008年05月11日 | Weblog
今日、一冊の本を買った。
稲盛和夫さんの『君の思いは必ず実現する』という本である。

稲盛さんの本はほとんど読んでいたので、
買わずにおこうかとも思ったが、
開いた瞬間に目に飛び込んできた箇所があって、
その一カ所だけに、どうしても心惹かれたので買ってしまった。

それは稲盛さんの会社がマスコミから散々叩かれるという事態が生じた時に、
臨済宗の偉いお坊さんに稲盛さんがいただいた言葉について書かれていた所である。

「災難に遭うのは過去につくった業(この世に生まれてくる前の世での悪い行いのむくい)が消える時です。業が消えるのですから喜ぶべきです。どんな業があったのかわかりませんが、その程度のことで業が消えるならお祝いせんといかんですな。」

この言葉に私は、ああそうなのかと深く感ずるところがあった。

「災難」を「神の恩寵的試練」として受け止めていくことの大切さは、
国民教育の父と言われる森信三先生をはじめ多くの人たちが語っているが、
それを違う切り口で表現されていたのが、ページを開いて目にしたその瞬間、
何故か新鮮に感じられたのである。

災難には、色々な種類のものがある。
事故に遭うこと、天災に会うこと、盗難に遭うこと、誹謗中傷されること。

何があっても笑顔で受け止められる自分でありたい。
コメント
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