おかんのネタ帳

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国宝がいっぱいあるよ

2005-07-15 23:05:06 | 湖国日記
今日は、暑かったね~ 八日市まで行ってたんですが、車の中で、もう、ジリジリ焼かれてる感じでした。朝陽に向かって行って、夕日に向かって帰って来てるんやから・・・。ペットボトルの水が、あっという間にお湯ですわ。ちょっと駐車してたら、ハンドルは持てへんくらいにアツアツで。もう、汗まみれになってました。
今日、お会いしたのは、郷土史家。私の抽象的な質問に、丁寧に答えて下さり、案内までして下さいました。八日市周辺は、いわゆる「蒲生野」。あの、額田王が大海人皇子と相聞歌を詠んだことで有名なところです。「茜さす 紫野ゆきしめのゆき 野守りはみずや 君が袖ふる」って、たしか、学校で習いましたよね。あの辺りには「雪野山古墳」があって、あの、卑弥呼とゆかりがあるといわれる「三角縁神獣鏡」が多く出土しました。古代史に興味のある人には、けっこう有名な古墳ですね。
そんなこんなで、滋賀県は、本当に史跡がたくさんあるところなんです。京都にも奈良にも近いし、国宝も多いし。京都は、国宝も観光地化されていてキレイに保存されてるけど、滋賀県の国宝は、さり気なく地域に密着してるんですよ。
一昨日、湖南市に行ってきましたが、ちょうど、その日にNHKの地方版でも放送されてたんやけど、国宝のあるお寺があるんです。「湖南三山」と紹介されてたけど、善水寺、長寿寺、常楽寺の三寺。取材で、2年前に行ったことがありますが、どこも、すっごく、雰囲気のあるお寺です。修業の場というイメージかな。NHKでは、岩に仏様を彫ってある「磨崖仏(まがいぶつ)」も紹介してましたが、これもたくさんあるんですね。
学生時代、実は日本史を専攻してました。でも、あんまり勉強もせずに卒業したんやけど(笑)、結婚して、このライターの仕事を始めて、滋賀県に関する興味がすごく膨らみました。歴史だけでなく、民俗や文化、ほんとに勉強させてもらってます。ほんで、おもしろい。
資料を借りて来ました。老眼!にむち打って読んでます。
行く所々で、資料を借りてますが、京都に近く、古くから交通の要所、滋賀県は、ホントにおもしろい。
画像は「長寿寺」 奈良時代に良弁が創建したと伝えられる。本堂は国宝。

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