エッセイ的な何か

エッセイ的な「何か」です。
エッセイなのかコラムなのかダイアリーなのか自分でもよく分かりませんが「何か」です(笑)

真面目君は実は面倒くさがりなのか?

2008-06-04 | 「生き方」「在り方」みたいなもの
自分の長所と短所を自分自身で挙げるというのは、なかなかに難しかったりするものですが、俺の場合は自分自身の長所は「真面目」だって所で、短所が「面倒くさがり」かなあと思ってます。
で、今回はそんな俺自身がターゲットです。
他の誰かの長所や短所をあれこれ言うよりも、自分自身についてあれこれ言う方が、何にも気兼ねする必要が無いし楽ですからね(笑)

で、本題に入る前に「真面目」の定義について。
短所の「面倒くさがり」ってのはそのままです。これは敢えて改めて定義づけする必要はないと思いますのでそのままにしますが、「真面目」に関する捉え方は人それぞれな部分もあると思うので、俺が今回用いた「真面目」について、ここでまず定義しておきたいと思います。
俺が自分の長所としてあげた「真面目」につては、この場合においては「約束事、決まり事を守る」という意味です。今回はそれだけの意味。
今回に限り、真面目とはそういう意味のみで用いていますので、その点をまず大前提として記事を読んで貰えれば幸いです。

で、その通りなんですが俺は基本的に約束事や決まり事は守るタイプです。
学校の校則から会社の社則、果ては法律に至るまで、世の中の全ての決まり事をガチガチに守るというワケでは無いですが、基本的には守る方向です。

何故かという理由は簡単「面倒だから」です。だから決まり事を守ります。

一瞬「?」って思いましたか?
普通面倒だと約束事や決まり事を破るんじゃないか?と思ったかもしれませんね。
でも、俺が思うにそれは全くの逆で、面倒だからこそ決まり事は守った方が良いんじゃないか?と思うんです。
と、言うのは、決まり事を破れば大体なにかしらのペナルティがあります。
一番分かり易いのは法律ですね。破れば罰則があります。
法律に違反して、捕まって裁判受けて、刑罰を受けて・・・・そんなのもの凄く、面倒くさいじゃないですか。いや、もう面倒なんてレベルじゃないですよね。
だったら、法律守って普通に生活してる方がナンボかましか。

法律に限った事じゃありません、学校の校則にしたって一緒。
例えば髪の色とか。元々「黒が好き」っていう好き嫌いの問題もあるんだけど、俺が高校の時は結構髪の色とかに厳しかったですね。学校は。
そう言うところで、わざと校則破って、それで教師に説教されたり、家に連絡されたり、何かしらのペナルティ受けたり・・・・そんなの、もの凄くめんどくさい。
これも、最初から普通に校則守ってる方がまだマシ。
遅刻だってそう、遅刻したことによって色々と面倒な場面になるくらいなら、普通に時間通り出てる方が逆に楽です。

校則や法律に限ったことではなくて、単純な友達との約束とかだって、破るとその後になんか嫌な雰囲気の空気になって、関係を改善するのに苦労するとかそういう面倒事が結局増えるだけだし、だったら最初から約束守ってた方がどれだけメリットがあるか分からない。
まあ、友情にメリットデメリットの話は持ち込みたくないけど、約束を破ることと守ることを敢えて天秤に載せると、やっぱり守った方が良いだろうと思われる。

具体的な損失を伴う物から、精神的なものまで、約束事・決まり事を破ると、そういう何かしらかの不利益・ペナルティは常について回るものです。
そして俺なんかは、そういうものを被る方がよっぽど面倒だなあと思うんです。
だったら、最初から約束守って普通に暮らしてる方が楽だし、面倒が少ないと。

だから、どっちかというと短所の「面倒くさがり」というのが先に立ってるのかもしれません。
だから、世の中の真面目君は実は結局、単なる面倒くさがりなんじゃないのか?とか、ちらっと思ったりもしたわけで・・・それとも、俺だけかもしれませんけど(笑)

で、この論法からだと、
「だったら、ペナルティが全くない決まり事なら破る?」
と言われると・・・・破りますね~。もう100%絶対破る(笑)
でも、「ペナルティが全く無い」という決まり事って殆ど無いですけどね。
特に友人との約束なんかは、それを破ることによる申し訳無さが強く乗っかかってきて、自分自身やりきれなくなる場合が多いので、これこそ優先的に守りたいと思ってたりしますけど。

でも、まあ理由が「面倒だ」であるにしろなんにしろ、約束事や決まり事を守るって事は決して悪い事じゃなくて、むしろ良いことなんだから、それでもOKですよね。結果的には(笑)