日々是雑感

アニメや映画の感想を中心に雑多に述べていきます

仮面ライダーW/ゴセイジャー

2010-08-22 22:42:00 | 映画
タイトルどおり見てきました。ユナイテッドシネマ札幌(札幌ファクトリー)では3D上映がないので、札幌シネマフロンティア(JRタワー)での鑑賞です。

日曜日ということもあってか、子供連れを中心に結構な盛況ぶり。

本編の開始前にいきなり「3Dメガネをかけてください」って言われて、何かと思ったら「チキンラーメン」のCMがいきなり飛び出してきて噴いた。





いつもながら感想は「続きを読む」から















天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー
予想外だったのは本作が大和屋脚本だった事。

お話をラシルとアラタに絞って、変に広げすぎなかったのは良かったと思う。


仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ
こっちは安定の三条陸脚本。

フィリップがゲストキャラに母親のイメージを重ねる。単体で考えれば切っ掛けも描いているので納得できる。でもよく考えてみればこの劇場版の時間軸ではすでにフィリップは自身が園崎琉兵衛の息子であることを知っている。そしてフィリップの母親=シュラウドであること、本名が園崎文音というのを知るのがほぼ同時。

だとするとぽっと出のゲストキャラを母親(しかもシュラウド)と考えるのはかなり無理があるのではないか。そこがTVシリーズとの兼ね合いで一番引っかかった所。この辺はシュラウドに絡めず、ただ「母親のイメージ」程度に抑えたほうが良かったんじゃないかな。

あとは箇条書きで。
・NEVERのメンバーは大道克己も含めてもうちょっと深く切り込んでも良かったんじゃないかな。時間との兼ね合いがあるから難しいと思うけど。

・仮面ライダー000(オーズと読むらしい)は昨年のWに比べれば倒した相手が適切なので(Wの場合はシャドームーンだったからな・・・)、引継ぎは上手くいったんじゃないか。

・クライマックスでみんなの応援によって逆転するさまは子供映画の王道だけど、Yahoo!映画のレビューで仮面ライダーではなくウルトラマン的ではないかという指摘があった。後から考えると確かにそうだな。少年マンガ的な盛り上げを得意とする三条陸脚本、「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の坂本浩一監督となればウルトラ的になるのも道理といえばそうか。




総じて言うなら物足りない点もあったけど、十分納得のいくレベルではあったかな。映像面では洋画における3D(「アバター」とかピクサーのアニメとか)を見ていないので比較のしようがない。