うーん、いまいち最後の盛り上がりに欠けたなぁ。段取りがあまり良くなかったせいもある(これは後述)けど、不完全状態のラスボスを倒して終わりってのが、さらに盛り上がりに欠ける要因になってしまったように思える。盛り上げに欠けたこと以外はまあきれいにまとまったといえるんじゃないかな。
以下、総括
複数組織の並立はシリーズとしての流れを保ちながらバラエティーを保つことができると言う利点があるが、まとめの段階でクライマックスが分散してしまいかねない危険性がある。
同様の事を行った作品に「特捜ロボジャンパーソン」があったが、あれは複数の組織の横のつながりをうまく描くことができず、クライマックスが完全に分散してしまっていた。それでも早い段階でビルゴルディと言うラスボスになるにふさわしい相手を仕込んで盛り上げることができた。
では、ボウケンジャーはどうだったのか。これは逆に組織の合従連衡という横のつながりはそれなりにうまく描けたものの、ラスボスに足りうる相手をうまく仕込むことができなかった。
ラスボスとなった大神官ガジャは結果的に生き残ったようにしか映らなかった。ゴードム神の融合などと言う話はクエスターの成立から壊滅あたりの話で十分に仕込めたはず。そういう意味での段取りの悪さが足を引っ張ってしまっている感がある。
またサージェスと言う組織に関しても、「なんとなく裏がありそう」で終ってしまっていた。ミスター・ボイスの正体にしてもとってつけた感がありあり。(しかもそれが年端も行かない少女だったと言うのはしらけた)
全体のシリーズとしてはデカレンジャーほどの変化球ではなかったが微妙にストライクゾーンを外れていたと言ったところだろうか。
P.S.
スペシャルファイル以外に30戦隊と言うのが生かされなかったのはかなり不満。(今のウルトラマンメビウスのようなことをやれと言っている訳ではないよ)
次回からは獣拳戦隊ゲキレンジャー。久々(ハリケンジャー以来かな?)の初期3人戦隊。
以下、総括
複数組織の並立はシリーズとしての流れを保ちながらバラエティーを保つことができると言う利点があるが、まとめの段階でクライマックスが分散してしまいかねない危険性がある。
同様の事を行った作品に「特捜ロボジャンパーソン」があったが、あれは複数の組織の横のつながりをうまく描くことができず、クライマックスが完全に分散してしまっていた。それでも早い段階でビルゴルディと言うラスボスになるにふさわしい相手を仕込んで盛り上げることができた。
では、ボウケンジャーはどうだったのか。これは逆に組織の合従連衡という横のつながりはそれなりにうまく描けたものの、ラスボスに足りうる相手をうまく仕込むことができなかった。
ラスボスとなった大神官ガジャは結果的に生き残ったようにしか映らなかった。ゴードム神の融合などと言う話はクエスターの成立から壊滅あたりの話で十分に仕込めたはず。そういう意味での段取りの悪さが足を引っ張ってしまっている感がある。
またサージェスと言う組織に関しても、「なんとなく裏がありそう」で終ってしまっていた。ミスター・ボイスの正体にしてもとってつけた感がありあり。(しかもそれが年端も行かない少女だったと言うのはしらけた)
全体のシリーズとしてはデカレンジャーほどの変化球ではなかったが微妙にストライクゾーンを外れていたと言ったところだろうか。
P.S.
スペシャルファイル以外に30戦隊と言うのが生かされなかったのはかなり不満。(今のウルトラマンメビウスのようなことをやれと言っている訳ではないよ)
次回からは獣拳戦隊ゲキレンジャー。久々(ハリケンジャー以来かな?)の初期3人戦隊。