12月28日、年の瀬も押し詰まり、わたしは昔ほどの感慨を見い出せなくなったこの頃である。世情のながれ、街中の人たちの生きていく人々の顔つき、そんなことにわたしは敏感な方だが、これもそれぞれの迎えるなりわいの果てのものであるらしい。本当は大ぴっらに認めたくはないのだが、大人になればなるほど、老いるほど時間は早く経つ。
わたしは、生来、植物がことのほか好きで、若いころは種を播いて育てていくなどということに興味がなくていたものだ。その対象は花を見て良し、大きければ良し、としてきた。数年かけてその成長の過程をみるなどは迂遠のことであった。ところが、今は違う。
ギボウシの場合、熟した種子を集めてじかに種まきを始めて今年で3年になる。それで、その結果を公開してきた。おおよそのことはわかってきた。生育環境、気象、肥料分による花つきの多寡によるとみられる果実の豊凶差など。
今年は以下の14品種だ。来年の彼岸過ぎに種を播く。
1.オーガストムーン 2.サマーフレグランス 3.タチギボウシ
4.グランドマスター 5.アルポピクタ 6.フランシスウィリアムズ
7.kヒュウガギボウシ? 8.ポールズグローリー 9.サンダーボルト
10.キャプテンクック 11.文鳥香 12.芽変り寒河江 13.Q紫花系ギボウシ?
14.P紫花系ギボウシ?
ここで、わたしの少ない栽培経験でギボウシの種子の特徴を言うと、原種のものの着実数は見込むことは可能だ。それに反して園芸品種は千差万別である。シイナの多いもの、空莢、種子数の多いもの熟す時期の遅速がある。
芽変りの寒河江ですが、ギボウシの場合、一般的にはこの性質の遺伝は難しいものらしい。
≪撮影:12月11日午後 4時00分≫
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