鞆まちづくり工房 竜馬ゆかりの町家再生プロジェクト

瀬戸内の潮待ち港、鞆の浦(とものうら)で2004年11月から始まった、かつて坂本竜馬も訪れた町家の修復工事の様子。

‘熱風’

2005-03-15 20:56:54 | こんな話も
「ハウルの動く城」絶賛放映中!の‘スタジオジブリ’さんが毎月発行している『熱風』という機関誌があります。
実は、この熱風3月号にうちの代表の松居秀子が、魚屋萬蔵宅修復事業について書かせて頂いております! 
昨秋、ジブリの皆さんが社員旅行で鞆の浦に来て下さったのは、皆さんも新聞や風の噂等でご存知かと思います。これは、この熱風で「NGO、常在戦場」というタイトルで連載をしていた私たちの顧問、ピースウィンズ・ジャパンの大西健丞さんが、執筆の傍ら、鞆の浦の良さを売り込み(!?)してくれたからでした。
 そして、今回の松居さんは、「NGO、常在戦場-日本編」ということになっております。来月の4月号でも、鞆のお話をさせて頂く予定になっています。
ちなみに、この本の入手方法はジブリさんの出版部HPからお願いします。

龍馬の故郷 ‘高知新聞’

2005-03-09 19:58:47 | こんな話も
高知新聞7日の夕刊に、魚屋萬蔵宅改修工事が紹介されました!  こちらでは、新聞やテレビで紹介して頂いて、「テレビでやってたね~」とお声をかけて下さる方も増えてはいるのですが、龍馬の故郷、高知の皆さんの知るところとまではならなかったようで…。今回は多くの皆さまに知って頂ける機会となったのではないかな!と、喜んでおります。 高知新聞社さん、悪天候に悩まされながらも取材に来て下さった記者の掛水さん、ありがとうございました! 高知の皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い致します。 

勉強会

2005-03-04 20:36:30 | 関連イベント・お客様
以前、「10月14日に萬蔵さんのお墓参りをした」のをご紹介しました。実はその後に、‘工事着工の前に、この建物の歴史を勉強しよう’と、広島大学三浦教授による勉強会が開かれたのでした。お墓参りと勉強会の2つ合わせて‘起工式’でした。
この日、三浦先生にはこれまでの痕跡調査のご報告をして頂きました。関係者、ご近所の方々、工事担当の皆さん、そしてマスコミの方々もたくさんお越し下さり、興味深く先生のお話を聞かれていました。三浦先生のお話はいつもわかりやすくておもしろいです。

次の日の各紙の見出しは『龍馬談判の部屋、1階だった!』でした。 そうなんです。今までは階段上がってつきあたりの2階の部屋が‘竜馬談判の間’とされていたのですが、三浦先生の調査の結果、竜馬が来た当時、この建物の2階は接木の痕からも物置程度の高さしかなかった事がわかり、談判は1階の座敷で行われただろうという事でした。2階が今のようになったのは明治に入ってからだそうです。 今月の、まちづくり工房ニュースレターにも先生による魚屋萬蔵宅調査報告を掲載しております。(会員さんには郵送しておりますので、まだご入会されていない方はこの機会にぜひご入会ください!)
でもこの建物が増改築を何度も繰り返していたというのは、解体が始まると見えてきましたけど、三浦先生にちゃんと調査していただく前は、勝手にいろんな推測をしてました。それはそれでおもしろかったんですけどね。 ちなみにご連絡を下されば、見学随時可能ですのでご遠慮なく。

今日の魚屋萬蔵宅・・・

2005-03-01 16:25:51 | 1期工事
みなさま大変ご無沙汰いたしております…。 どうもすみません。 
え~実は、まだ、工事は休憩中といいますか、ジャッキアップして慣らし中です。10数センチの歪を直すのは大変です。写真は現在の魚屋萬蔵宅です。  しかし、古い町家の工事はなかなかすんなりいかないものですね。今回の工事は全解体してから組み立てていくというものではないので、全体を見ながらの微妙な作業。工事担当の‘鞆・Heiwa Architect5’の皆さんにも都合を合わせていただきながらの作業です。時間も労力も普通以上に必要とされます。大変です。
という事で、みなさまもうしばらくお待ち下さいませ。暖かくなる頃には始まっているかな?(寒いと撮影がつらいので、私的にもその頃がうれしいです・・・。)   その間も、ブログは(なるべく)続けてちょこちょこ書きますのでお付き合いください!!

皆様にお願い!今までに、まちづくり工房からメールをお送りさせて頂いた事がある方で、今後も情報をお送りしても構わないという方は、鞆まちづくり工房〈npo-tomo@vesta.dti.ne.jp〉 までメールを下さい。また、「魚屋萬蔵宅の写真も持ってるよ!」という方、ぜひメールで送って下さい!データが消えてしまったのです・・・。よろしくお願いします。