U魂(ウコン)

◆『U.W.F』最強伝説を追い求める
36歳 おやじブログ

【PRIDE34 -KAMIKAZE- 観戦記】(後編)

2007-04-09 | コラム 闘議
延々と休憩が続いたが、ようやく再開
ココで高田”褌”部長がリングイン。
榊原氏マイクで「どうしても実現
できなかったカード…」
オイオイ、マジかよ。
スピード2のテーマソングが会場に
響き渡り桜庭和志タイガーが入場
会場は大爆発。興奮した隣席の女性に
抱きつかれる。続けて我が心の師
田村潔司が入場。会場が臨界点へ。
感極まりながら二人の言動に聞き入る。
榊原氏、サク、タム、それに僕と隣りの
旧友ガンジも男泣き。老兵は死なず、
”U”は”U”のみで完遂される。
「桜の散り場所」「孤高なる終点」
関係各位の介錯、痛入る
格闘ロマンがなければ、今日は無い。
理解できぬ若人は観なくとも良い。
結果以上に大切なモノがある。
人柱しかり礎になろうする男2人の
心意気を見届けよう。
サクとタムが退場し、会場内に満腹感が
漂い、危うく帰宅しそうになる。
年甲斐も無く人前で泣いて、更に汚い顔に
拍車をかけたオッサン2人に隣席の娘さんが、
持っていたテッシュをくれた。忝い。

○青木真也 vs ブライアン・ローアンユー

跳関十段の父はいいキャラだ。
息子は期待とおり痛快で天晴れな
試合を魅せる。
彼のアタックとキャッチは美しい。
傍目では”いい打撃”を何発か
喰らっている様子だったが、
PRIDEに参戦以来、4連続
1R、1本勝ち。驚愕である。

ヒカルド・アローナ vs ソクジュ○

ナチュラルアフリカン強し。
身体能力って、恐い武器だ。
あのアローナも粉砕するとは、
BTTサイドに残されたリベンジャー
である筈のノゲ兄はUFC完全移籍。
もう1つ、この試合で特筆すべき点は
野口レフリーの対応。猛然とトドメを
刺しに来るライオンからアローナを
身を呈して守っていたのは、素晴らしい
手本となる行動だった。フライvs
トンプソン戦での島田レフリーとは
大違いだった。

藤田和之 vs ジェフ・モンソン○

PRIDEvsUFC対抗戦の
第一弾として組まれたカード。
その割りに実績、実力が両者共に
中途半端。インパクトが低く過ぎ。
藤田はPRIDEのテーマで入場
するも、ミルコのパクリは頂けない。
そして、場内が静寂に包まれる程の
呆気ない幕切れでは、折角の空気が
台無しである。
途轍もなく酷い負け方で、最後の
最後の試合で”これから”に水を
さしてしまった。プロレスラーに
有るまじき失態だ、頼むわ藤田。

そして、榊原氏の卒業式が始まり
サクもタムも出てこない事を確認して
帰路に着いた。途中、旧友と広尾の
お洒落カフェという場違いな所で
サクvsタムの余韻に浸って帰宅
統一地方選挙の開票情報も見ずに
WOWWOWで録画したUFC69を
確認して岡見の快勝に感心。
あれ?こっちにもTKが。


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2 コメント

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Unknown (MJ)
2007-04-10 12:55:30
いやーすばらしかったっすね。marc家で観戦してましたが、会場に行かなかったことを後悔します。
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Unknown (u-spirit)
2007-04-10 14:18:03
MJ君、ども
いやはや、凄かったよ。
サクがHERO’Sへ
登場した時より、凄かった。
でも、肝心の全8試合は…



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