前略、兄さん

前田日明のインタビューには落胆した。
田村と桜庭には、どんな因縁があったのか？
という質問に対して

「それを言うと、みんな、どっちらけになっちゃう。
だから、言う必要が無い。」

「それをやっちゃあ～おしまいだよって事を
田村がやったんでしょう。。。」

日明兄さん、そりゃないでしょ…。昨今、兄さんの
田村に対する目線が穿ったまま増幅し過ぎている。
そもそも、２人の確執が生じたＵインターの頃、
兄さんはＲＩＮＧＳでしたよね？そこに立ち会って
居ませんでしたよね？何を指して過去の田村を
否定されたのかは分かりませんが、多分、兄さんが
聞かされている情報って、桜庭寄りの人から聞いた
一方的な話でしょ？過去に兄さんご自身も一方的な
話で非難されて嫌な思いをされた経験が何度も
ありましたよね。

それに兄さん達、ＵＷＦの諸先輩方が、田村潔司
という少年に強いてきた”無茶ぶり”を考えれば、
それ以上の過酷な理不尽を田村が桜庭に強いた
とは考え難いです。兄さんは猪木寛治に受けた
理不尽を今も時折、非難するけど田村は過去に
受けた理不尽を笑い話として語れども、公の場で
非難したことは、ありませんよ。その意を酌んで
やって下さいよ。
「そんな、過去のこと、いつまで根に持ってるねん。
今更、どうでもエエやろ！」と一喝してくれてこそ、
前田日明だと期待していたのに。

格通の記事でもＲＩＮＧＳの頃まで遡り、再三、田村
には期待をかけて来たが、何度も裏切られた的な
発言と、他の道場に出稽古へ出向かない事への
不満的アドバイスや、ＵＷＦ、ＵＷＦといつまでも
拘っていては…とか、田村は何をもってＵＷＦだと
思っているのか？と仰りますが、僕らの胸に刻まれた
”Ｕ”と田村の中にある”Ｕ”は同一であり、それを
復興をさせようと”ＵＷＦ-Ｊａｐａｎ”と名乗って旗揚げ
を決心した時も「ＵＷＦを勝手に名乗るな！」と
お叱りになり、記者会見が終了してるのに、直ぐに
「Ｕ－ＳＴＹＬＥ」と名称を改めたさせたじゃないですか。

そんな健気な弟子にトロフィーを投げつける様な酷い
言い方しなくても…。野呂田先生も同意見ですか？
違うと思うけどな…。言い易い相手だからと田村だけ
に辛くあたるなら、いまだに田村を超えられずに
悪口ばかり言って怨んでいる後輩たちと大差あり
ませんよ。田村潔司が誤った道を歩んでいると
言うなら、育ての親である兄さんも導き方に間違いが
あったのではないでしょうか？

今更、悲しすぎます。
大らかに、次の世代に繋がる試合をしてくれ！とだけ
なぜ、言ってくれないんですか…。
何れにせよ、田村潔司の孤立は今に始まった事
ではないし、こんな事に屈しないだろう。
多くを語り同意を得るより、語らずも試合で表現
すればいい。今までどおり。

田村潔司、負けられんぞ。
反撃せよ、全身全霊をかけて。
ＵＷＦ、という言葉に一番、思い入れ拘っている
前田日明兄さんに、見せてやろう。

天命の日まで後、３８日です。