U魂(ウコン)

◆『U.W.F』最強伝説を追い求める
36歳 おやじブログ

田村潔司 という 生き方①

2006-12-20 | コラム 闘議
先週の忘年会でウチの女子社員の1人が
「そもそも、Xmasって…一体、何?」と
イタイ質問。社員の中で最も真面目なM君が
「キリスト降誕の記念日とされる日を
基督教信者が家族でお祝いする日なんだよ。
日本では洗脳された若者たちが”交配日”と
勘違いしているけどね」と毒を吐く
一同ドン引き、僕1人だけ爆笑
しかし、交配日って…ワロタ
深く話した事はなかったが、Mくんと
話してみると、ウィーン育ちの帰国子女、
ローマ・カトッリク信者でロザリオを
首からぶら下げていた。彼が物申したくなる
心情にも納得。昔から日本人は外来文化を
柔軟に取り入れるが、その手法に問題があり、
企業の商戦法を切欠として、大衆が錯覚して
同調し定着する傾向にある。日本人は常に
周囲を基準とし、流行や定番という言葉に
非常に弱い。自文化として定着した頃には、
本来の意味も消滅し完全な別物となっている。
別に悪い事とは言わないが、Xmasをお祝い
するのに、お彼岸に先祖供養はしない。
諸外国の人々から観れば、自国文化より
他国文化で盛り上がる日本人は不思議に
写るのだろう。
今更、Xmasなんて関係ない!と大声で
言うと無粋な上に、おっさんの負け惜しみと
取られ兼ねない。周囲に釣られず、突出した
異端にも僕自身なれない。
”個性的”という表現で個人を尊重する
風潮に少しなってきたが、まだまだ島国の
中流思想は根深く、世間体が付いてまわる
昨今、社会問題にまで発展している日本的
陰湿な”いじめ”は、その最たるものだ。
如何なる場合においても逆境に独りで
立ち向かうには勇気がいる。誰一人、理解者が
いなくても信念を貫くには覚悟もいる。
俗世間を唯我独尊の姿勢で村八分になろうが、
爪弾きされようが、陰口を言われようが、
己を貫き続ける人に僕は憧れる。
僕の好きな”孤高の天才”と呼ばれし
田村潔司もそんな一人。彼の行動はいつも、
理(ことわり)を後付される事が多い。
皆、彼の思考が理解できなくて、何とか彼に
成り切って意味や意図を模索する。だから、
彼が好きなファンは僕を含めて理屈っぽい
奇人、変人が多い気がする。逆に田村潔司は
若年層の総合ファン達から圧倒的に総スカンを
食らっている。PRIDEでの田村しか知らない
彼らにすれば当然の反応かもしれない。


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