'08 夏風景／恋の季節。

今陽子をメイン・ボーカルとする往年の人気グループ「ピンキーとキラーズ」が
40年ぶりに再結成されたそうですね。

1968年に発売されたデビュー曲はご存知（の方はご存知）の通り「恋の季節」。

♪ 忘れられないの　　 あの人が好きよ
　　青いシャツ着てさ　 海を見てたわ
　　私ははだしで　　　 小さな貝の舟
　　浮かべて泣いたの　わけもないのに
　　恋は　私の恋は　 　空を染めて　燃えたよ　………
　　　（岩谷時子作詞・いずみたく作曲）

今陽子の抜群の歌唱力と、
山高帽にステッキという斬新なスタイル、
それに当時16歳だった今を、お兄さんと言うよりはオジサン世代の男性４人がバックコーラスを務める珍しいグループ編成も目を引いて、

この歌は、なんと270万枚が売れる大ヒットになりました。

しかし、
４年後には今がソロに転向して脱退。
新しい女性ボーカルを加えたグループも、さらに２年後に解散したのです。



「再結成」の新聞記事を読んで驚きました。
だって、

ボーカル　今陽子（56歳）
ギター　　 ジョージ浜野（71歳）
ギター　　 エンディ山口（63歳）
ベース　　 ルイス高野（61歳）
ドラムス　 パンチョ加賀美（64歳）

「後期」ではないにせよほぼ「前期もしくは中期高齢者」世代なんですから。
にもかかわらず皆さん現役復活という若さと情熱に驚き、
「見習わなきゃ」と元気付けられる思いがします。



というので、
このところ続けている「'80夏風景」シリーズの本日の１枚は、

仕事で出掛けた名古屋市熱田区「白鳥庭園」で見かけた
文字通り「恋の季節」です。





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