e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

ぼくは眠れない

2016年08月31日 17時28分19秒 | 
椎名誠『ぼくは眠れない』新潮新書読む。



古本屋で見つけてすぐに購入。オレも見事なまでに不眠で、夜の10時ころ寝ても夜中の1時くらいに一度目が覚めて、朝方まで眠れずにダラダラ過ごして、早朝の4時過ぎに30分から1時間ほど寝て、5時少しすぎから準備をして仕事に行く…っていうスタイル。多分、夜寝てから一度も目が覚めずに朝を迎えるなんて、月に2~3度あるかないかだ。

その分、休みの日にガッツリ寝ている生活スタイルが完全に定着している。ごくたまにだが、睡眠導入剤のドリエルを飲むときもある。もう少し、月一回くらいは飲んでもいい気がする…。

新書だがエッセイみたいな感じでかなり面白い。日本人の3~4割は不眠だろうから、ぜひぜひこの本を読んで楽しんで下さい。

すごく共感したというか、オレと完全に意見が同じだったのは、旅をするとすごくよく眠れる、というところ。オレも旅するとよく眠れるしよく食べれるし、毎日が爽快で健康的なのだ。これにハマってるといっても過言ではない。それに旅のあいだは完全に自由だから好きな時に寝て好きな時に起きればいいから、それも気持ち的に楽でいい。

そして、すごく気になったのが‘致死性家族性不眠症‘という3000万人に1人という遺伝病の話。この病気は50歳前後になると昼寝ができなくなり、だんだん夜の睡眠が途切れ、最後には眠れなくなって、発症してから一年ほどで死んでしまうとのこと。「眠れない一族」(ダニエル・T・マックス/柴田裕之訳=紀伊国屋書店)という本を読むと、この病気の一端が分かるらしい…ちなみにこの病気の記事はナショナルジオグラフィックに載っていたとのこと。

いやあ、予想以上に面白くって一気読み。椎名誠の本ってあまり読んだことがないから、いろいろ読んでみるかな。

それにしても、あの椎名誠が不眠症だなんて、ちょっと意外。