goo blog サービス終了のお知らせ 

里山コスモスブログ

コウヤマキ(高野槇) 巨木と花芽(蕾)



上:葉は枝先に集まり輪生状につく

上:団子状に多数ついた雄花の花芽


上:雄花が花粉放出中


上:地上に近い枝先についた冬芽で、雌球花と期待したが、どうやら葉が展開しそうである

コウヤマキ (コウヤマキ科 コウヤマキ属 常緑高木 雌雄同株 花期4月 球果翌年秋成熟 原産地日本)  日本特産の裸子植物で木曽や高野山などに分布する。和名は高野山に多く見られることに由来。各地の寺院などに植栽され巨木に生育している。写真の巨木も寺院のもの。葉は枝の先端に集まり、松葉に似た線形で中央に白い気孔帯がある。扁平で先端が尖らず触っても痛くない。花は4月、雄花(球花)は枝先に多数団子塊状につき非常によく目立つ。目を近づけて観察すると花粉を盛んに放出している。うっかりつまむとぷっと花粉が飛び出してくるので要注意。雌花は枝先に1,2個つくがなななか観察し難い。4月に開花するが秋に結実する。誕生した球果は楕円形をし翌年秋に成熟し種子を散布する。しばしばその先端に葉を生ずる。材は耐水性があり、舟や橋杭等に利用された。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「8 樹木 花と葉と果実」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2025年
2024年
人気記事