コメント
 
 
 
はじめまして (aosta)
2016-05-31 07:24:05
Biancaさま
初めてコメントを入れさせていただきます。
信州は八ヶ岳山麓で田舎暮らしをしておりますaostaと申します。

御紹介の岩本素白については、全く存じませんでしたが、生没年を見ると、中勘助とほぼ同時代の作家なのですね。
少し遅れて阿部知二というところでしょうか。
この時代の作品には、それが例え市井のつつましやかな生活を描いたものであっても立ち昇る香気のような品位が感じられますね。
その昔母の本棚から抜き出して読んだ阿部知二の「冬の宿」にも同じ雰囲気があったことを懐かしく思い出しました。
母は岩本素白の名前をしっているかしら。
今年91歳になる母とのおしゃべりは、かつてに比べ、ゆっくりのんびりとしたものになりました。
今日は良いお天気です。
森からは郭公の声がのどかに響いてきます。
久しぶりに母の顔を見ながら文学談議をしたくなりました。

琴線に触れる文章を読ませていただき感謝です。
またお邪魔させてください。どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2016-06-02 14:22:37
aostaさま

コメントありがとうございます。
aostaさんもでしたか?かなりの本好きにも聞きなれない名前ですよね。この人を偶然発見して興奮しました。彼はストイックで自分に厳しい人なので、(文はやさしいですが)教職に就くとき、周囲が手配してようやく最初の本を出したそうです。あの頃の日本人の表現能力は素晴らしく、だんだん衰えてきているのは寂しい限りです。中勘助もやはり東京ですね。彼の文は大好きです。安部知二は「朝の鏡」「人工庭園」を読んでいますが知的ですね。それにしても91歳のお母様と文学談義ができるなんて、羨ましい限りです。今後ともどうぞ宜しく。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。