ひかりのほうへ~

うつ病になって3年。うつ病完治への道はまだまだ遠そうです。。。

初めての心療内科~その2

2009-07-19 23:31:03 | うつ病発症~1年間
やっとの思いで心療内科をみつけ、
初めて訪れた心療内科の感想は・・・

患者さんが溢れるようにいっぱいで、
こりゃ、予約とれなくて当然だ、
と思いました

だけど、意外に思ったのが患者さんたち。
一見、どこも悪そうには見えない・・・
私はきっとその時、うつろな目をして、
青白い顔をして、全く生気がなかったのではないかと思うのですが、
他の患者さんたちは、携帯見たり、
本を読んだり、雑誌を見たり・・・
なんら特別な症状があるようには思えませんでした。
携帯や雑誌が見れるのに、
なんでここにいるんだろう?って思いました。

今思えば、その人たちにも
私のような時期があったのかもしれません。
やっと携帯や雑誌が見られるようになったのかも・・・
一見、どこも悪くなさそうに見えたけれど、
きっと、みんな何かトラブルを抱えているんですよね。

どきどきしながら順番を待ち、
やっと順番がきました。
初診の場合は、診察の前に、
カウンセラーのような方から問診を受けます。
ですので、初診の際は1時間くらいかかります。

体調や心の状態についてのチェックシートのようなものに記入し、
その後カウンセラーの方(?)からの問診。
起き上がれないこと、仕事に行きたいこと、
関西から関東に来て違和感を感じること
(当時は関西に戻りたいと思っていました)
テレビも本も見られないこと、
などを話したように思います・・・

そしてやっと診察。
先生は、カウンセラーの方(?)の問診と、
チェックシートをもとに、
さらにいくつか質問をされましたが、
全く覚えていません・・・

何分間くらいか・・・よく覚えていませんが、
かなりじっくりと話を聞いてくださったように思います。
そして、「うつ病ですね」と・・・
「とりあえず2週間、仕事を休んでください。
それから、とにかく寝ててください。
何もしないで寝ててくださいね。」
と言われました。

うつ病と診断されて、
やっぱり・・・という気持ちと、
ほっとしたような気持が入り混じっていました。
ショックもあったでしょうが、
病気がはっきりしたことで、
なんだかほっとしたのを覚えています。

薬はパキシル10ミリグラムを
1日1回から始めることになりました。
副作用は吐き気や胃痛などと説明がありましたが、
幸いにも、私は全く感じませんでした。

不思議と少し元気になって
心療内科から帰って来たように思います。

それから3年。
相変わらず心療内科に通い続けていますが、
いつも行くと少しリセット出来るような気がします。。。


初めての心療内科

2009-07-17 23:34:52 | うつ病発症~1年間
突然、朝起き上がれなくなってから3日。
だんなさんの「心療内科に行ったら?」の一言で、
取りつかれたように心療内科を探しました。

きっと、そこへ行けば、
この変な症状に対する答えがみつかると思ったのでしょう。
救われると思ったのかもしれません。

起き上がれないほど身体が重いのに、
なぜクリニックに行けたのか不思議ですが、
それもよく覚えていません・・・

今すぐ心療内科に行きたい!と思ったのに、
実際には「今日行きたいです」と電話しても、
「どうぞ~」なんて所はありませんでした・・・
片っ端から電話したのですが、
「初診の方は一番早くて1カ月先です」
なんて言われるばかりで・・・
中には「3か月先ですけど、予約されますか?」
なんてところもありました。
それまで待てるか~

もちろん、地域によって違うでしょうが、
都心に近いほど診療内科は混んでるのかもしれません。

それでもどうしてもこの苦痛から抜け出したくて、
必死で電話をかけまくりました。
やっと、1つ、
「キャンセルが入ったので、今日の12時なら空いていますよ」
と言ってもらえました。
その時、時刻は10時半ごろ。
その心療内科まで電車で10分程度。
「行きます!よろしくお願いします!」
とすがるように言った覚えがあります。

そして初めての心療内科へ。。。



うつ病症状が現れた日

2009-07-16 23:04:38 | うつ病発症~1年間
このブログは、うつ病発症から2年半で、
実家に帰ることを決めた頃に開設しました。

うつ病発症から2年半の間については
記載していないので、
自分の記憶を留めておくためにも、
これから時々、うつ病発症から2年半の間のことを
思い出してみることにします。

今日は、うつ病の症状が現れた日のこと・・・

うつ病になってから、記憶障害もあって、
あまり細かいことを覚えていないのですが、
不思議とその日のことはよく覚えています。

2006年6月26日(月)

当時、銀行のシステム会社で派遣で働いていました。
仕事はヘルプデスク。
銀行のシステムに関して、
行員さんからの問い合わせに対応する仕事でした。
システムの操作方法や、エラー対応など、
最初は慣れないことも多く、不安もありましたが、
一緒に仕事をしていく人たちに恵まれて、
すぐに慣れていきました。

2006年3月初めに働き始め、
4月は多忙のせいもあり、逆に早く慣れることができて、
6月には、ランチ後のおしゃべりも楽しみになってきていました。

そんな時・・・
6月26日(月)は、いつものランチ後のおしゃべりが、
全く楽しめず、なんだか今日はおかしいなぁ~と感じました。
何か気がかりなことでもあったっけ?
と考えたけど、特に思いつかないし・・・
なのに、なんでこんなに気分が暗いのかなぁ~
と、不思議でした。
当時は、気分が暗い日なんてほとんどなかったので
しかも腹痛や胃痛もおこり、
風邪でもひいたのかなぁ~なんて思っていました。

その翌日の6月27日(火)朝・・・
起き上がれなくなりました・・・
本当に突然、起き上がる力がなくなりました。
そんなおかしなことはない!
と思って、何度も起き上がろうとするのですが、
身体が言うことを聞いてくれません・・・

仕方ないので、会社を休みました。
翌日も同じ・・・
これはさすがにおかしいと感じ始めました。
起き上がることができないなんて、
怠けているとしか考えられない(当時はそう思っていました)
でも、全然会社に行きたくないわけじゃない!
むしろ、行きたいのに。

その頃は、
通常4人ほどで担当するはずのヘルプデスク業務を、
2人で担当していました。
なので、私が休んでしまうと、
1人で何千人、何万人という行員さんすべての対応を
してもらわないといけないことになってしまいます。
もちろん、一気に何万人から問い合わせがあることなんてあり得ませんが、
それでも一日に100本(くらいだったかなぁ~。忘れてしまった・・・)
ほどの電話を一人でとって、一人で対応するのは不可能です。

なので、どうしても仕事に行く必要があったんです。
なのに、行けない・・・
どうしていいかわからなくて、
本当に困ってしまいました。
もう一人のヘルプデスク担当の人や部署内の人たちに
申し訳ないと思うばかりでした・・・

仕事に行きたい!
でも、どうしても行けない・・・
そんな日が3日続き、
とうとうだんなさんが「心療内科に行ってみたらどう?」
と言いだしました。

最初は「えっなんで?」
と思ったような気がしますが、
確かにどこが悪いわけでもないし、
なんとなく3日の間に予測していたような気もします。

で、心療内科に行ってみることに・・・

これが、症状が現れた日のことです。