A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

新加坡日記 4

2005-11-23 | 旅・シンガポール
チャンギエアポートから、タクシーに乗り市内へと向かうことにした。
深夜だというのに僕はまだこの日、宿泊するところが決まっていなかった。
日本から旅行会社に問い合わせ2日目の宿泊ホテルは確保出来ていたが、1日目はどこも予約で一杯で、空いている部屋は一泊25,000-30,000円の部屋しかないという答えだったので、寝るだけの部屋にそんなに支払うつもりはなかった僕は丁重にお断りしていた。

空港のホテル予約も人が並んでいたので、タクシードライバーに尋ねてみることにし、タクシー乗り場に入って来たタクシーに乗り込んだ。
「ホテルを探しているんだけど、どこか安くていいホテルはないですか?」とインド系のドライバーに尋ねると、「市内の外れがいいのかい?それとも市内中心?」と訊かれたので「市内中心がいいね」と答え、案内してもらうことになった。

“タクシードライバーの職業をどれくらい、やっているの?”とか、“日本は今、寒いのかい?君の職業は何なんだい?”といった話をしながらタクシーは市内に入った。
「ここが、もの凄い高いホテルのラッフルズだよ」と紹介してくれた。正面からは見たことがあったがこの道はどうやらラッフルズホテルの裏道らしい。そこからしばらく走り、一件目のホテルをあたってくれたが満室だと断られてしまった。
「昨日もね、日本人のお客さん1時間探してやっとホテル見つけることが出来たんだよ。まったく参ったね」そういうと2件目のホテルをあたってくれた。
2件目のホテルでOKが出た。空き部屋があるというのでこのホテルに決めることにし、タクシードライバーに料金と幾らかのチップを渡した。
タクシーはこのホテルから別のお客を乗車し市内へと走っていった。

チックインをし、レセプションの人に「ここは何という場所なんですか?」と尋ねると「クイーンズ・ストリートです」という答えが返ってきた。とても静かな場所だった。
フォームに名前とアドレスを記入し朝食込みの宿泊代100シンガポールドル(約7000円)を支払った後、渡されたカードキーを持って部屋に入った。部屋は窓もなく、とても狭い部屋だった。飛び込みだったので仕方がないことは分かっていたが、旅行会社を通して予約を入れたほうが得だったと後悔しながらベットに横になった。


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