内海桂子は84歳

漫才師・内海桂子(うつみけいこ)は大正11年9月生れ。84歳は毎日色々と考えています、悩んでいます。

癌その2

2007年12月17日 | Weblog
一緒になった頃よりはあまり触れなくなった夫にさわってもらったら、柔らかいというだけでシコリははっきり分からなかったようです。勿論痛みもいつか無くなっていました。夫は触っても何も言いません。そりゃ目的が違いますもをね。忘れかけた頃、この10月ですが、「能登の花嫁(田中美里さん主演、来春上映予定)」に85歳の老婆役で出演しました。キノコ取りに出掛けて疲れて帰って来るというシ-ンがありました。背負われたんですが、腕を伸ばして乗っかった瞬間、オッパイの前と同じ箇所がグリンッてひっくり返ったんです。すぐに色々な体位を工夫してなんとかそのシ-ンはOKをもらったのですが、その後どうにも痛くって。ロケ途中で制作班の方に車を出して頂いてマネージャーに湿布薬を買って来て貰いました。その時は塗ったらなんとなく痛みはおさまったんです。といっても、おんぶされるシーンがもう一つあるのです。マネージャーから両腕を上ではなく、横に広げてつかまりなさいと強く言われて、そうしたら上手くやれました。
勿論湿布薬は塗り続けていたんですよ。11月に入ってロケも終わり、引き続き浅草東洋館の出演を済ませました。ようやく一息入れられます。痛みは無いんですがオッパイのシコリは前よりも大きくなっているようなのです。

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