CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

大丈夫

2012-09-24 08:12:02 | 日記
爽やかな青空が広がっている。
たまった洗濯物をいっきに片付けよう。

さて、
私は、『言葉』を信じてはいけないと思っていた時期がある。
まぁ、今も多少その傾向はある。それはつまり、自己防衛である。
前にも、少し書いたが
自分の気持ちや考えも様々な状況の中で変化する。
どう変化するかなんて自分でもわからない。
だから、人の気持ちを100%理解することは、ありえない・・・というのと似ている。

『信じる』という『心の行動』は自分が決めて、自分がしていることで相手に罪はない。

そんな風に考えるようにしているということだ。
そういうふうにすると、恨んだり憎んだり怒ったりする時間が減るということ。

相手に不快な思いをさせてしまったかな・・・と思っても
私が相手を憎んだり恨んだりしてのことではないし
相手の感じ方を規制することはできないし、残念だけど仕方がないと納得させる。

もちろん、反省すべきは、する。『ごめんなさい』を素直に認められる大人でいたい。

前置きが長くなったが、『大丈夫』である。

大相撲13日目国技館へ出かけた帰りに、新宿の居酒屋に忘れ物を取りに寄った。
まぁ、そのまま帰るのもなんだから、小腹も空いたので飲み始めた。
飲み始めて1時間ほどすると突然停電した。
金曜日で満席に近かったが、誰も騒ぎ出すこともなく非常灯のもとで飲み続けている。
少しだけ、どうしたんだろうという素振りも見せるが、落ち着いたものである。
いくつかのランタンがテーブルに置かれ、なかなか風情があった。
しかし、誰も騒がないところが少し不思議と言えば不思議な光景だった。
私は、帰りの小田急線が動いていることだけは『携帯』で確認し、停電の中、
1時間ほど過ごしてから席を立った。階段を降りて、駅まで向かう。
いくつかのビルで停電していたようで、パトカーや消防車、救急車も来ていたが
人の流れは、あまり変わらない。
非常電源のおかげか、ネオンはついているので、停電騒ぎに気がつかず歩いている人もいるようだ。

これが、国民性なのだろうか。まぁ落ち着いていた。

そんな時間を過ごしながら、小田急線に乗車する。
もちろん1本見送って、座る。
少し足の不自由な御婦人がいらしたので、席を譲った。
吊革に捕まり立っていると、ドアのそばで靴を脱ぎ裸足で床にペタン座っている女性がいた。
飲みすぎたかな・・・と様子を見ていると、どうも『靴擦れ』らしい。
そばにいる彼氏であろう男性に怒られている。
怒られながら、靴を履こうとするも痛くて無理な様子。顔をしかめて今にも泣きそうだ。
私は連れに「絆創膏持ってたよね?」と聞いた。
バックを探している連れの隣で、先ほど席を譲った御婦人もバックを探り始めた。
そして、3枚ほどの絆創膏を持って、人の間を縫って彼女のところに行った。
「大丈夫?はい、これを貼ると少し楽になるよ。靴擦れ辛いもんね・・・」
と声をかけた。すると、彼氏と思しき男が、不機嫌に言った。
「大丈夫ですよ、怪我してるわけじゃないんですから。甘えてるだけですよ。」
私は、カチンときた。痛いのはあんたじゃない。あんたがなんで『彼女の痛み』を決めるんだ。
「男の人にはわからないかもしれないけれど(わかる男の方・・・すみません)靴擦れはほんとに痛いのよ。
私も若い頃(あ~~~ここで若い頃という言葉がハマる歳になったんだなぁ)痛くて痛くて、
パンプス脱いで歩いたことがあるの。でもアスファルトも痛くて、ほんとに辛かったの。泣きたいくらい痛いのよ。」
と穏やかに話した。そう穏やかに。そして、彼女に絆創膏を渡しながら言った。
「大丈夫?つらいよね・・・足りないかもしれないけど、これ貼ると少し楽になるから。」
ついに彼女は泣き始めた。そして泣きながらありがとうございますとなんども言って絆創膏を受け取った。

そして、帰宅してからPCを立ち上げると、チャットで今度は私が「大丈夫?」と声をかけられたわけだ。
カメラは使用していないので、顔は見えない。
私は、「少しダメかも」とキーボードをたたいた。
「そのままでいいんだよ」とかえってきた。さすがに、涙があふれた。
この1ヶ月くらいの私の迷いや混迷を感じていてくれたに違いない。
かなりのダメージだった。たまに喉がふさがれる感覚も出始めていた。
心が疲れていることは、確かだった。なんとかしなくては・・・と思っていた。

『達観』が理想の私は、どんな時でもなるべく『平気』を装う(笑)
それを『やせ我慢』とも言うらしい。『甘え下手』と人には言われる。
まぁ、性分だからしかたない・・・
そんな私にこの『大丈夫?』はキイタ。

『言葉を信じない』私もとても嬉しかった。

この日は、ふたつの『大丈夫』に心がふれた日だった。

『大丈夫』
私はやせ我慢して、この言葉を使うことの方が多い。
人に言うのではなく、心の中で自分を言い聞かせるために。


いつも『大丈夫?』と声をかけられる自分でいたいものだと思った。

おっと、洗濯しなくっちゃ。洗濯物の山は決して『大丈夫』な量ではないから(笑)
鼻歌唄いながら、頑張るとしましょう(^.^)
あ!今日は月曜日ゴミ収拾車が行ってしまった・・・『大丈夫』じゃない・・・(-_-;)
まぁ、命には関わらないからと笑い飛ばして、洗濯、洗濯(#^.^#)














暑さ寒さも彼岸まで

2012-09-23 05:41:01 | 日記
雨が降っている。かなり強く。

昨日は、湿度が高い気がしたが、気温は確実に下がっていた。

『暑さ寒さも彼岸まで』
本当に、ひと雨ごとに季節が足を進めている。

出かけなければいけないので、雨が少し憂鬱だけど
気分を変えて、傘に落ちる雨音を楽しみながら駅まで歩こう。

少しハードな日々が続いている。肉体的にも、精神的にも。

昨日、「大丈夫?」と聞かれ、
そばにいないのにそんなふうに声をかけられ、嬉しかった。

そうそう、「大丈夫?」といえば、ハードな日々の中で様々あった。
今日ももう出かけるので、そのことは、明日記すとしよう。

今日は、千秋楽。
秋場所の決着がつく。
今場所は、目が離せなかったなぁ・・・ハードな日々でへばりそうでも元気をもらえる。

おっと、こうしてはいられない。そろそろ、出かけるとしよう。

にくたい

2012-09-21 07:10:20 | 華麗なる加齢 あるいは 身体
すっかり秋めいてきた。
東京でアキアカネ観測。
どこかで、ススキも開花したと言っていた。

私は去年、被災地に何度か足を運んだ。
最初は、三春町の避難所。4月だった。
三春の滝桜は7分咲で、
訪れる人の少ない滝桜の下でしばらくぼーっとしていた。
その後、被災地には、山百合や向日葵が咲き始め・・・
最後に訪れた飯舘村。ススキが美しかった。
季節はめぐるんだな・・・と多分、これまでの人生で一番強く感じた。

さてさて、肉体である。
昨日、半世紀近く生きてきた・・・と記した。

そう、つまり、ごじゅうかたの話(笑)

芝居をするのも歌うのも体力はいる。

今年の春、少し大きめのライブを企画したし、
『肉体』をなんとかしなければと30分のランニングを1が月と少し頑張た。
そして、膝が悲鳴を上げた。
5年くらい前には、普段走ってもいないのに、町内会の運動会で長距離部門で
1等賞をいただき「ふふん・・・」とちょっと自慢げだった私。あれ???なんで???

ランニングは諦めた・・・自分のペースで意識しながら日常を過ごしている。
なんて言っても・・・続かない(笑)
思い出したときに『何かする』程度だ。あまり意味がないが、『やらないよりまし』と自分を励ます。
(よく、プラス思考だねと人に言われるのは、こういうところなんだろうなぁ)

さて、そんな私は、この半年、右肩の異変を感じている。
昔は『しじゅうかた』とよく聞いたが最近は『ごじゅうかた』らしい。
上がらないわけではない。
例えば、ふと右後ろのものを取ろうとした瞬間、筋肉に違和感がある。
痛いのは、肩甲骨ではなく肩に近い腕の筋肉だ。

人間の体はすごい。
なにしろ、口に入れたものを気管支に運ぶべきか食道に運ぶべきか判断して動いている。
例えば、指を何かで傷つけたときにその指の働きが重要だったことに気づく。

その機能が、華麗で・・・もとい加齢で衰えてゆく。
『華麗なる加齢』が目標の私、機能低下はなるべく避けたい。
かと言って・・・頑張るタイプではなく三日坊主な自分を知っている。

最近『ごじゅうかた』の痛みが私にサインをくれる。
少し、ストレッチしなくては・・・
スクワットしようかな・・・と感じさせてくれる。

そう考えると、『ごじゅうかた』は『華麗なる加齢』のためにサインをくれているのかもしれない。
『ごじゅうかた』のおかげで三日坊主では居られない。
(どう考えても・・・プラス思考になってしまう私がいる(笑))

歌っていることもあり、『にくたい』を意識する機会が多い。

少しずつ・・・『変化するにくたい』を意識しながら、受け止めながら、話しかけながら過ごすとしよう。
だんだん『にくたい』と相談しながら暮らすようになるんだな・・・と考えた。

さぁ・・・『にくたい』がぶつかり合う国技館へ出かけよう。
その気迫が空気から感じるあの空間へ。
昨日は、テレビの画面からも、その気迫が伝わるほどだった。
日々の稽古、そして自分を信じて前へ・・・相撲好きには、たまらない13日目の取り組みだ。

理解・・・わかるということ

2012-09-20 11:09:21 | 日記
もう、半世紀近く生きている。
まだ、半世紀しか生きていない。

私は、10年以上前
「私の気持ちわからないでしょ!」と言われ、
「わかる」と言ってさらに逆鱗に触れたことがある。

あの時以来、「わかる」ということがわからなくなった。

自分の気持ちも変化するし、よくわからないから、
ひとの気持ちなんてわかるはずない。と思うようになった。

そう思うことで、『良し』とした。

でも
好意をもった人や、大切に思ったりする人には、
わかってほしいと思ってしまう。
また、わかりたいと思ってしまう。

理解すること、わかることは、同意することとは違う。

相手を認めること。

まぁ、誰しも相手の気持ちを100%わかることは難しい。
だから、自分が思うことに従うしかないのかもしれない。

それは、相手を認めた上でのことなのだが・・・
そうでなければ、ただの自己中な人間になってしまう。

試行錯誤しながらも、社会で生きていくのだから、「ひと」と関わることとなる。
これが結構しんどいものである。

自分の尺度やものさしはある。
それは、人を計るためのものではなく、自分の判断基準のためのもの。
きっと、全てが一致するひとなんて、いないんだろうな。

頭の中は、ごちゃごちゃで、自分でクモの巣を張り巡らせてしまっている。

こんな日は、歌うに限る。
1時間、声をだして唄い続ける。さすがに疲れて、何も考えなくて良くなる(笑)

お腹がすいたことだけは、確かにわかる。
ご飯を食べて、今日も出かける時間だ。

うん・・・よくわからないブログだ・・・

退院決定!

2012-09-19 09:02:49 | 日記
検査結果に異常はないので、退院決定!

妹は、これでお酒減らすかな・・・と言っていたが
異常なしとなれば・・・変わりなく呑むことだろう(笑)

一度きりの人生・・・
嫌な思いや怒る時間、心配な時間、不機嫌な時間。
そして、悲しい出来事。

それは、どうしてもある。

でも、なるべく少ないほうがいい。
あるいは、それを少なくする術を持っていたほうが良い。

酒を呑みながら過ごす我が人生。何の不足あろうぞ。

といったところだろうか。。。

肝炎の傾向も指摘されていたが・・・多分、呑むな(笑)

私は、達観していたいと思う。
達観できる人間でいたいと思う。
達観できる人間になりたいと思う。

なかなか・・・難しいことだけど。

そろそろ、迎えに行く準備。

金曜日は、国技館へ行けるかも(^.^)

平然としていた子どもたちも胸をなでおろしていることだろう。