CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

礼に始まり礼に終わる

2019-03-12 14:38:00 | お相撲(スポーツ)のこと
二日目。
十両の取組。
あえて、どの一番かは言わないが、十両の取組。
押されて、回り込もうとしたのだろう、足が蛇目の砂をはいた。
つまり、自ら土俵を割ってしまった。
勝負が決まった後、その関取は相手の右肩辺りを払いのけるような仕草を見せた。
これは、駄目押しよりタチが悪い。
もちろん、勝負が決した後、土俵際でさらに突いてしまうなどの駄目押しは良くない。
怪我にもつながる。
しかし、勢い余って・・・という場面もなくはない。
昨日のソレは、全く違う。
土俵をわった自分に腹を立てた『八つ当たり』にしか見えなかった。
場所の土俵の上で、である。
何ということだ。
開いた口が塞がらず、非常に気分が悪くなった。

礼に始まり礼に終わる。

そのことをわからないまま、関取として相撲を取るなど、給金泥棒!と叫びたくなる。
基本の基である。
勝っても負けても、礼儀、礼節を重んじる。
相撲の基本である。

懸賞金を受け取る時の態度も私は気になる。
買ったぞ、どうだ!みたいな態度は、いただけない。
懸賞をかけてくださった方、
ここまで育ててくれた親方、おかみさん、
応援してくださる方々、多くの人々へ感謝しながら受けるべきものである。

嬉しさもわかる、その感謝がやったぞ見てくれ!となる気持ちもわかる。
しかし、その態度に慢心が見え隠れしたりする。

私は常々、常識は時代とともに変化するが、良識は普遍であるべきだと思っている。

大相撲界においても時代とともにその常識は変わっていくこともあろう。
しかし、良識はしっかり守られるべきだと思う。
そのひとつが『礼に始まり礼に終わる』ということだと、私は思う。

勝負の世界、気合も乗っている状況の中でさえ、己を見失わず、礼節を保つ。
貴景勝は、そんな姿をいつも見せてくれる。
天晴れ!貴景勝!
そんな姿を見ると、こちらの背筋も伸びるわけです。

私は相撲の勝ち負けももちろん気になるが、そうした『態度』も気になるわけです。

阿武松部屋の力士たちが、花道を下がる時にしっかりと礼をする姿、気持ちがいい。
今場所もしっかり自分の相撲を取り切って怪我なく終わってくれることを願っている。
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