CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

死ぬまで美味しいお酒を飲むために・・・

2015-06-07 07:13:35 | 華麗なる加齢 あるいは 身体
さぁ、連日病院の付き添い・・・な私。

家人・・・下血したり、大腸癌検診で引っかかったりで、
それ以来お世話になっている市内の総合病院。
癌を見つけていただき、S状結腸切除もこの病院。
癌の経過観察も含めて、最近では肝臓も・・・
あっちもこっちも頼りにしている外科のSドクター。

お酒を減らすように指摘しても、γGTPは右肩上がりだったので、
ギリギリ限界ということで580の数値になった時
「死にますよ!」と真顔で叱ってくださった。

その半年くらい前から、肝臓は腫れていて、ちょっと大変な状態だった。
それを指摘しても・・・本人が、どこ吹く風ってなもんで飲んでいた。

ずっとそんな調子だから、
肝臓がかなりイカレテいるから、朝からだるい。
だるいから、呑む・・・寝ないでだらだら呑む。
で・・・朝、だるいから起きられない。

まったく、何年こんな人生やってるんだろう・・・と、あきれてしまうが
まぁ・・・私の人生ではないし、呑むなと言えば、怒りだすから私はスルーしていた。

呑んでない時の方が・・・好きなんだけどなぁ・・・
そんな時間は、一緒にいる時間の中で一割あったかなぁ・・・

家人はそんな酔っ払いでしたが、私の強い味方S先生。
しっかり、叱ってくれた。厳しく言ってくれた。

その後、三か月の断酒を経て、γGTPは88になる。

身体も、いつもよりだるくなさそうな日々。

ところが・・・また呑みだしていますからね。
最近・・・呑んでいます。
でも本当に弱くなりました。
三か月の断酒が効いたのでしょう。
弱くなりました。

「最近、酒に弱くなって情けない。
 酒に自信がなくなった・・・」
という家人。するとS先生・・・
「それでいいんです。
 そんな自信はいらないんです。」

「ビールなら、少しは呑んでいいんですか?」
「ビールもアルコールですからね」
「なんなら、呑んでいいんですか?」

往生際が悪いとは、このことだと思いながら会話を聞いていました。

「度数の高いものは、消化器の粘膜に良くないことは確かです。
 呑み続けたら、そのうち、ずっと死ぬまで断酒しなくてはいけなくなるんですよ」

私がひと言。
「白内障のオペを決意したのだから、生きたいってことなんだから、
 お酒との付き合い方を考えられるといいんですけどね。」

「そうです。お酒を美味しく呑みながら、
 長生きするためにはどうしたらいいか。
 ・・・本人次第です」

昨日は検査もなく、問診のみでした。

そう・・・死ぬまで断酒で人生を終えるのか
それとも、死ぬまでお酒を楽しんで人生を送るのか・・・

二者択一で、どうするかは、本人が決めて、本人が行動すること。
医者はそのお手伝いしかできない。
本人が決めて、それを医者がサポートする。

最近、体重が減っている家人。
自分でも問題意識はあるみたい。

家人が死ぬまで美味しいお酒を飲むために・・・
私も無理はせず、サポートするとしましょう。

そう、死ぬまで美味しいお酒を飲むために・・・ね(^_-)-☆