うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 山頭火の日記を読む その243

2009-04-23 06:00:21 | 日記

「注」 十月二十六日 この日付を最後に、以下白紙二十四枚の空白があり、この時期に其中庵から湯田の風来居に移っている。<o:p></o:p>

 

風来居日記<o:p></o:p>

昭和十四年<o:p></o:p>

「注」 昭和十三年十月、六年間余を過ごした其中庵を去り、<st1:MSNCTYST w:st="on" Address="山口市" AddressList="35:山口県山口市;">山口市</st1:MSNCTYST>湯田温泉にある仮住居を「風来居」と名付けて移り住みます。風来居は賑やかな街中の片隅にあり、若い詩人仲間と飲み、語り、浮かれる毎日であった。<o:p></o:p>

十四年三月三十一日、山頭火は東に向って再び旅たちます。旅の目的は信州伊那に眠る乞食俳人井月の墓を詣でることだった。この旅は五月十三日で終わります。<o:p></o:p>

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昭和十四年五月十九日 晴。<o:p></o:p>

さらりと朝湯によごれを流して。今日はアルコール無しであります。<o:p></o:p>

五月廿日 晴、風、そして曇。<o:p></o:p>

 暑い、暑い、汗、汗、友、友、酒、酒。<o:p></o:p>

五月二十一日 晴れたり曇ったり。<o:p></o:p>

 初夏の朝の爽やかさと言いますが、タバコキキンとぼやきます。<o:p></o:p>

五月二十二日 曇。<o:p></o:p>

「静かに生きて静かに死にたい」。<o:p></o:p>

 山口まで散歩。夜明け近く、ホトトギスの啼き声を耳にします。一声、二声。<o:p></o:p>

五月二十七日 曇。<o:p></o:p>

◎自粛自戒、鞭は自分で持て!<o:p></o:p>

 林芙美子女史の北岸部隊を読んで感動してます。三日ぶりに入浴して御飯を炊くとあります。<o:p></o:p>

五月二十八日 晴曇。<o:p></o:p>

 「重苦しい日であり夜であった」。<o:p></o:p>

五月二十九日~六月九日<o:p></o:p>

 この間ブランク、「それは渾沌とでもいうより外はなかった」。<o:p></o:p>


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