我が家の裏にある、浅くて長細い池。
メダカにカエルにタニシにイモリ……。と生物盛り沢山なのですが、今日、その近くに立っていると、
曰く表現し難い、蛙を潰したような鳴き声が。「グゲェ」と言うか、「プギュウ」と言うか……;
何かと見ると、蛙が必死に水面から睡蓮の葉に乗り出してしがみついている。
ソイツが悲鳴を上げていたのだ。
一体何故？ とよく見ると、その片足に魚が喰い付いて腿まで飲み込んでいるではないか。
地元でゴッパツと呼ぶ肉食の魚である。それが、自分ほどもある殿様蛙に喰い付いて放さない。(続く)
メダカにカエルにタニシにイモリ……。と生物盛り沢山なのですが、今日、その近くに立っていると、
曰く表現し難い、蛙を潰したような鳴き声が。「グゲェ」と言うか、「プギュウ」と言うか……;
何かと見ると、蛙が必死に水面から睡蓮の葉に乗り出してしがみついている。
ソイツが悲鳴を上げていたのだ。
一体何故？ とよく見ると、その片足に魚が喰い付いて腿まで飲み込んでいるではないか。
地元でゴッパツと呼ぶ肉食の魚である。それが、自分ほどもある殿様蛙に喰い付いて放さない。(続く)
蛙は水底に引きずり込む魔の手から逃れるのに必死である。悲鳴を上げながらもがき続ける。
魚も負けじと蛙を放さず、しまいには睡蓮で覆われた池の底へ蛙を引きずり込んでしまった。
蛙があんな悲鳴を上げるのにも驚いたが、ゴッパツがあれほど凶暴\な魚とは。魚が蛙喰うとこなんて初めて見たぞ。
しかもあのサイズ、どうやったって丸飲みは無理である。
頭からならともかく、足だけもって逃げる気だったのだろうか。
その後が気になるのだが、確認できなかった。