The 7th Blog

映画と、本と、日々の出来事を徒然なるままに書いています。

ネバーランド

2005年01月16日 21時40分15秒 | 映画館の午後から
ジョニー・デップ主演の「ネバーランド」を見てきました。

映画も素晴らしかったですが、
ジョニー・デップの存在感も、
ケイト・ウィンスレットの演技もすばらしかったです。

ストーリは、「ピータ・パン」の作者であるバリが、
父を失った4人の子供との交流を期に、
ネバーランドへの扉を開き、「ピータ・パン」を
書き上げていくお話です。

父親を失ったショックから、
早く大人になろうとするピータに、
想像することのすばらしらを伝えようとするバリ、
また、そうすることによって、バリ自身も、
ネバーランドを見ることができる。
そんな心の交流を描いています。

ジョニー・デップの演技がすばらしく、
子供達と同じ目線で想像の世界にいるバリを、
演じきっています。

さすがにジョニー・デップと言った感じです。

ケイト・ウィンスレットも
夫を亡くした4人の母親を十分に演じています。
タイタニックの頃のケイトは、
それほど好きではなかったのですが、
今回のケイトは、とても良かったです。

誰かとの別れは悲しくショックなものです。
それが死であろうとなかろうと、
時間は人に追いつき、追い抜こうとします。

だからこそ子供は
子供でいられる時間を大切にして欲しいと思います。

この映画は、子供と、そのお父さんに見てもらいたいですね。
子供が子供ままでいれるネバーランドの素晴らしさを、
子供に感じてもらって、お父さんには、
バリのように子供の目線で、子供との時間を大切にしてもらうために。

そんなことを感じた映画でした。

62.4