らんちゃん&すーちゃんのピンルーム

ピンバッジの素晴らしさをご紹介しながら、日々の出来事を綴って行きたい。

渋野日向子選手の快挙

2019年08月05日 20時48分45秒 | 日記

海外女子ゴルフメジャーの最終戦第43回全英オープンゴルフは、
英国のウォーバンゴルフクラブで開催されておりました。
昨日はファイナルラウンドが行われ、日本の若干20歳の渋野日向子選手が、
メジャー初出場で初優勝を成し遂げました。
しかもプロテストに受かってまだ1年しか経っておりません。
日本の女子トーナメントでは「黄金世代」と言われる20歳の選手が、
次々に台頭し優勝を成し遂げております。
渋野選手もその一人で今シーズン日本のトーナメントでも2勝し、
賞金ランキングも2位につけております。
絶好調で全英オープンに乗り込んだ訳ですから、
勝っても不思議ではないのですが、何せメジャーですから。
42年前樋口久子選手が全米女子プロに勝ってから、
男女合わせて誰も優勝しておりません。
最終ラウンドは眠い目をこすりながら全て観ました。



3日目に首位に立ちましたが、
まさかそのまま優勝出来るなんて。
飛距離も最終日は平均260ヤード超で、
優勝候補No1の韓国コジンヨンを10ヤードもオーバーしていたとか。
3番ホールで短いパットを外し4パットでダブルボギーとした時は、
やっぱりダメかと思いましたね。




プレーぶりはさることながら、ギャラリーと交わすハイタッチが話題となりました。
そして絶やさない笑顔。
自分の笑顔で大ギャラリーを笑顔に変え、
そしてギャラリーをすっかり魅了してしまったようです。
日本での試合をテレビで何回か観たことがありますが、
これほどの笑顔は見せていなかったと思います。






そしてもう一つビックリしたのは・・
おにぎりを2個食べた事と、お菓子を結構食べていたことです。
そのお菓子「タラタラしてんじゃね〜よ」は、
製造販売会社で大騒ぎになっているとか。




キャディーを務めたのはコーチの青木氏。
コーチとふざける余裕も見せておりました。




12番ホールは短いパー4で253ヤード。
プロならパー4ながらワンオン出来る距離です。
ただ手前に池があり、ワンオン狙いにはかなりのリスクを伴います。
この時首位とは2打差の2位におりました。
当然バーディーを取らなければ追いつきませんし、
あわよくばイーグルも。
そんな思いでドライバーを持ちワンオンを狙いました。
少し右に出て池ギリギリのショットでしたが、
この強気の姿勢が勝利につながったのではと思います。
見事バーディを取りました。




同スコアで優勝を争っていたサラス選手がこの短い距離を外しパー。





渋野選手は7mほどのバーディパットを見事決めてみせました。









優勝インタビューはメモを見ながら英語で行いましたが、
正直何を言っているのかよく分かりませんでした。
最後に大きな声で ”サンキュー” 
涙一つなく笑顔笑顔で・・




お父さんも嬉しそうでした。
ご両親とも、陸上選手だったとか。

米女子ツアーへ初出場で優勝したのは初めての事だったようです。
本人は夢を見ているような気がしているのではないでしょうか。
無欲で参戦し、運もあったかと思います。
実力がありながら何度もメジャーに挑戦し叶わなかった岡本綾子選手、
宮里藍選手にとっては羨ましすぎますよね。
本人は米ツアーには暫く参戦せず、日本で戦うと言っているようです。
それを聞くと優勝におごることなく、
自分をしっかり持った選手だなと思いました。
これからの活躍を期待したいですね。
コメント (2)
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