うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

マエアカスカシノメイガ

2019-07-23 | 

翅が透けているマエアカスカシノメイガです。止まっている植物はヤマブキショウマですが、ヤマブキショウマの小さな蕾が翅越しに透けて見えています。

(撮影日 2019/7/14)


エゾアジサイいろいろ

2019-07-22 | みんなの花図鑑

花色が赤~青のエゾアイサイを集めてみました。装飾花の色や形も様々な変化があります。花序と葉が大きい感じがするので、ヤマアジサイではなくエゾアジサイのようです。どちらとも言えない中間型もあるそうなので、投稿した写真の中にもヤマアジサイが混ざっているかもしれません。

(撮影日 2019/7/14)


コヒョウモン

2019-07-22 | チョウ

他のヒョウモンチョウは吸蜜している時に翅をパタパタと動かすのですが、このコヒョウモンは翅をあまり動かさず、なるべく水平にしている感じがします。他のヒョウモンチョウの仲間と比べて、若干小さめなコヒョウモンです。

(撮影日 2019/7/13)


クガイソウ

2019-07-21 | みんなの花図鑑

長い穂状になって小さな紫色の花を沢山つけるクガイソウです。この花も蝶や昆虫たちがよく食事に来て、賑やかになる事があります。

☟つる性の植物が絡んでいました。締め付け感があります。

☟ヒメシジミが吸蜜に来ていました。

(撮影日 2019/7/13)


オオカラマツ

2019-07-21 | みんなの花図鑑

アキカラマツの変種になるオオカラマツです。ちょいと一言、写真が撮りづらい^^; しべと早期に落下するがくのみの花で、一つの所に集まらずにまばらに花がつきます。どこにピントを合わせて良いのかと悩ませる花です。

(撮影日 2019/7/13)


アサギマダラ

2019-07-20 | チョウ

アサギマダラがメインですが、よく見ると数種の昆虫がいます。アサギマダラの上にはアオハナムグリ。アオハナムグリの左側にいる赤い昆虫はベニホタルの仲間でしょうか? ベニホタルの仲間のすぐ左にはシラホシヒメゾウムシがいます。シラホシヒメゾウムシは散策中に沢山見かけました。アサギマダラの左側には小さい蛾の仲間のホソオビヒゲナガがいます。
ここに
蜂の仲間も来たりするので、もうわちゃわちゃです(笑)

(撮影日 2019/7/13)


キンモンガ

2019-07-20 | 

種名の由来となった金色の紋が白っぽいキンモンガです。名の通り金色の紋を持つ個体や、写真のように白っぽい紋を持つ個体がいます。吸蜜している花はヨツバヒヨドリですが、左下にはトラハナムグリがいました。

(撮影日 2019/7/13)


ヨツバヒヨドリ

2019-07-20 | みんなの花図鑑

葉が3~4枚で輪生するヨツバヒヨドリです。花色は白~薄紫で、個体によって微妙な変化があります。今の時期はトリアシショウマなどと並んで昆虫たちのレストランとなっており、1枚目の花はトラハナムグリが顔を突っ込んで食事中でした。

(撮影日 2019/7/13)

 


ノアザミ

2019-07-20 | みんなの花図鑑

アザミの仲間では馴染み深いノアザミです。総苞片が開いておらず総苞の形がつるんとしているので、他のアザミと比較してスマートな印象を受けます。まだ出会った事がない白花のノアザミも一度は見てみたいですね。

(撮影日 2019/7/13)

 


アオジョウカイ

2019-07-20 | 昆虫

ジョウカイボンの仲間のアオジョウカイです。背の横に見える白いものは模様かと思いましたが、この個体にくっついている物のようです。ダニみたいな寄生虫でしょうか?

(撮影日 2019/7/13)


栂池自然園④

2019-07-19 | みんなの花図鑑

オオシラビソが見られる「浮島湿原」に向かいます。浮島湿原には小さな池がいくつかあり、その1つに草で覆われた島がぽつんと浮いている池があります。それらを囲むように木道が整備され、見やすい場所にマツの仲間であるオオシラビソが生育していました。
青紫色のオオシラビソの球果(マツボックリ)には当たり年があるそうで、スタッフの方によると去年と一昨年が当たり年とのことでした。球果が多く見られる年にはサイクルがあって、その期間はだいたい6~7年の間隔だそうです。当たり年を狙うならまた6~7年後ですね。

☟オオシラビソの球果
これから段々と成熟して丸くなって行くようです。晴れていればもう少し青っぽく見えるかもしれません。

☟ムラサキヤシオツツジ
花期は流石にもう終盤のようでした。

☟ミネカエデ
プロペラ(果実)が出来始めていました。

                    ☟シナノキンバイ
花径は黄色い花を持つキンポウゲ科の中でも大きい部類に入るかと思います。がく片の縁がわずかに緑色になっている花がありました(2枚目)

☟オオバミゾホオズキ
黄色い花色に赤い斑点がよく目立ちます。花はだいたい上方向45度の範囲内で斜上して咲くようです。

                   ☟クロトウヒレンの蕾
五竜高山植物園でも見た事がありますが、最初は何かと思い後で調べてみたところクロトウヒレンの蕾でした。あまり目立ちませんが、なんだか目を引く蕾です。

                    ☟クロウスゴ
帰りに風穴の近くで上を見上げてみるとクロウスゴの花が咲いていました。他の場所にあったクロウスゴはもう実になっていたので(2~3枚目)、ちょっと嬉しい発見です。

                   ☟浮島湿原の浮島です。
天気が怪しくなってきたので、自然園の奥にある「展望湿原」や「モウセン池」までは行かずに、ここで散策は終わりにして引き返しました。

(撮影日 2019/7/12)


栂池自然園の記事はこれで終了です。お付き合い頂きありがとうございました。