うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ミョウガ

2020-10-13 | みんなの花図鑑

面白い形の花です。上部と右下に少し見える濃いクリーム色の花冠は3裂していて、尖った形をしています。中央にある大きな花弁に見えるものは、仮雄しべが変化した唇弁になるそうです。こちらも花冠と同じように3裂しています。花中央の長く伸びる爪のようなホースのようなものは、長く伸びる1本の雌しべが、葯隔というもので包まれたものだそうです。女性的な印象の花姿ですが、思ったよりも複雑な構造をしている花ですね。

(撮影日 2020/10/4)



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2 コメント

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不思議な形 (はなねこ)
2020-10-13 21:04:43
こんにちは!
我が家の庭にもミョウガは出ますが、地表すれすれに出るし ヤブ蚊は多いし で
ちゃんと見たことがありませんでした。
「仮雄しべが変化した唇弁」ですか。
雄しべは葯隔の中にありそうですね。面白いです。
来年は見てみます。
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Re:不思議な形 (うたかた花詩)
2020-10-14 19:43:06
はなねこさん、こんばんは。
身近にある植物や園芸植物の花も、よく観察してみれば不思議なものも結構あるのかもしれませんね。花の形で言えばトキワハゼやサギゴケ、マメ科の蝶形花などは初めて見た時は少し面白く感じました。
少し調べてみたところ、雄しべは長い雌しべの付け根にあるそうです。花は毎年見られますが、ミョウガの赤い実はかなりレア物のようで、もしかするとはなねこさんの庭のミョウガも、ひっそりと実を付けていたことがあるのかもしれませんね^^
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