うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

スミナガシ

2018-06-11 | チョウ

墨を流したような模様と体色、赤い口吻が特徴的なスミナガシです。風が強い中で葉の上に留まった所を撮りました。あまり見る事の出来ない裏翅を見られたので少しラッキーでした。
普段は樹液などを吸うために樹皮に留まっていることが多いようですが、葉の緑とスミナガシの翅色の取り合わせはなかなか合うように感じます。

(撮影日 2018/5/24)


ツマキチョウ

2018-06-11 | チョウ

ツマキチョウの♀です。♂の表翅の先端には、種名の由来となったオレンジ色の目立つ斑があります。留まっている植物は、ツマキチョウの幼虫の食草でもあるハタザオの仲間になります。大きさはモンシロチョウよりも小さめです。

(撮影日 2018/5/24)


コミスジ

2018-06-11 | チョウ

タテハチョウ科の仲間で「ミスジ」と付く蝶には、写真のコミスジの他にミスジチョウ、ホシミスジ、オオミスジなどがいますが、南方にいるミスジと付く蝶を除いた中で、まだオオミスジだけは見た事がありません。

(撮影日 2018/5/24)


カマツカ

2018-06-11 | みんなの花図鑑

パッと開いたように見える丸っこい形をしているカマツカの花です。別名はウシコロシと言い、この木で牛の鼻木を作ったからという説や鼻輪を通すためにこの木を用いて鼻に穴をあけたという説、枝と枝の間に角が入ると抜けられなくなってしまう説などがあるそうです。

カマツカより毛が多いものを「ケカマツカ」や「ワタゲカマツカ」と呼ぶようですが、中間的なものあり区別が難しいみたいです。

(撮影日 2018/5/24)


ナツグミ

2018-06-11 | みんなの花図鑑

ナツグミの花は、前に投稿したアキグミより1周り大きいように感じました。よく似た花にナツグミの変種であるトウグミがありますが、判別点である葉の表にある毛を拡大して見てみると、鱗状毛(鱗の形をしている毛)だったのでナツグミのようです。トウグミの葉の表にある毛は、星状毛(星の形をしている毛)になるそうです。

(撮影日 20185/24)