観測にまつわる問題

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西修氏の「世界の憲法を知ろう」

2016-08-17 01:20:39 | 政策関連メモ
西修氏の「世界の憲法を知ろう」を読んでいる(途中)。

2章「前文」は国家の顔である

→「前文」は世界標準では国家の顔であり、日本国憲法の前文は他所の国のコピペであって、日本国の顔としてふさわしくないという内容。

アメリカの副大統領が日本国憲法は我々が書いたと言っており(産経ニュース)、前文は日本の顔としてふさわしいものに変えたらどうか。「押し付け憲法ではありませんよ。守りましょうね。」という意味だ。「我々の憲法」にするには、それが一番手っ取り早いのでは。

3章社会の基礎単位「家族」を保護する

→「家族条項」の憲法への導入は必須。

個人的には、家族条項があってもいいと思うが、左派の理解が得られるのだろうか。もし議論の妨げになるようなら、譲ってもいいところのような気がする(失われた家族を取り戻すのはいいとしても、家族条項があったからと言って、家族が取り戻されるような気がしない。法律で対応するようなことだろうか)。

4章よりよく「変化」していくための憲法改正条項

→憲法改正のハードルが高過ぎる

憲法改正のハードルは下げたほうがいいと思う(日本国憲法の欠陥の最たるものだと思う)。ただ、9条を守りたい左派はこれに抵抗するだろう。世論を如何に味方につけるかが重要だと思う(国民は一々法律を勉強して国民投票するのは面倒くさいと思うのでは)。

とりあえず、国会議員の3分の2の要件は緩和した方が良いだろう(どうせ、今回3分の2を越えているのだから、そこは腹を括れるのではないか)(自分たちが改正したい時にハードルが低い方が都合がいいだろうとも言える)。憲法9条を変えたくないという勢力に今回配慮するなら、国民投票はセットで残さざるを得ないかもしれない(国民が9条を守りたいと考えている限りは、国会の勢力がどうあれ、9条は守られる)。国民が9条を変えたいと思っている時でも、変えさせないとするのは、傲慢に過ぎるだろう。何なら、9条だけ国民投票を残すとしても良い。

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